82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:23:30.91 ID:ZCMl8Sjg0
夜の21:00。
さやかの家の近くで、まどかと待ち合わせをしていた桜と小狼。
予定時刻は20:30だったのだが、それを大幅に遅れてしまっていた。
こともあろうかこんな時に、"魔女の結界"に巻き込まれてしまったのだ。
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2014/06/07(土) 23:24:41.57 ID:ZCMl8Sjg0
桜「"盾"(シールド)!」
魔女の放った攻撃を"盾"で防ぎ、飛翔しながら魔女の背後へと回り込む。
桜「我に仇名す者を撃て!"撃"(ショット)!!!」
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2014/06/07(土) 23:25:31.47 ID:ZCMl8Sjg0
時間も無かったし、天気も悪くなって来ていたので、"駆"のカードで一気に向かう。
現場に到着した時、そこには見知った顔もいた。
マミ「あら、あなた達・・・どうしてここに!?」
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2014/06/07(土) 23:26:41.29 ID:ZCMl8Sjg0
影絵のような空間の中で、魔女が戦うさやか。
さやか「くッ・・・そォッ!!!」
奮戦しているが、魔女の攻撃に少しずつ消耗して行っている。
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:27:16.94 ID:ZCMl8Sjg0
さやか「ホントだぁ。その気になれば・・・痛みなんて・・・」
桜「さやかちゃん・・・やめて・・・」
さやか「痛みなんて・・・完全に消しちゃえるんだぁぁぁぁぁぁ!!!!」
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:28:01.04 ID:ZCMl8Sjg0
さやか「やり方さえわかっちゃえばこっちのもんだね。これなら負ける気がしないわ」
杏子と目が会ったさやかが、グリーフシードを投げる。
さやか「あげるよ。それが目当てだったんでしょ?これで借りはチャラね」
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2014/06/07(土) 23:29:06.34 ID:ZCMl8Sjg0
さやか「・・・・・・仁美ね、明日恭介に告白するんだって」
桜「え?」
さやか「1日だけ待つって。本当の気持ちを伝えろって。
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:30:13.97 ID:ZCMl8Sjg0
桜「どんな姿になっても、どんな形になっても!さやかちゃんはさやかちゃんだよ!!
美樹さやかという、私の友達だよ!!」ポロポロ
まどか「そうだよ!ここにいるのは他の誰でもない、さやかちゃんじゃない!
私はさやかちゃんがどんな姿になっても!嫌いになったりしない!!!」
90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:30:55.96 ID:ZCMl8Sjg0
杏子「お、おい!」
マミ「美樹さん!言いすぎよ!木之本さん達は同情とかじゃなく、純粋に貴女を思って・・・」
さやか「2人は黙ってください!2人はいいですよね、才能も実力もあって!
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:31:34.67 ID:ZCMl8Sjg0
小狼「何も知らないのはお前の方だ。さくらを侮辱する奴は、お前だろうと許さない」
静かに、しかし怒りの込められた言葉。
さやか「・・・・・・ごめんなさい、言い過ぎた」
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:32:19.61 ID:ZCMl8Sjg0
小狼「巴先輩、何か?」
桜「はい・・・」
マミ「2人は、"ワルプルギスの夜"って、知っているかしら?」
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