92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:32:19.61 ID:ZCMl8Sjg0
小狼「巴先輩、何か?」
桜「はい・・・」
マミ「2人は、"ワルプルギスの夜"って、知っているかしら?」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:32:56.29 ID:ZCMl8Sjg0
"ワルプルギスの夜"。
歴史上で語り継がれる、単独の魔法少女では対処することができない超弩級の大型魔女。
それが2週間後、この街に来ると言う。
小狼「話を聞く限り、相当の強敵のようですね」
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:34:04.13 ID:ZCMl8Sjg0
小狼「お前の能力で知った・・・って事か?」
ほむら「えぇ、そういう事にしておいて」
マミ「そこで、私達見滝原の魔法少女は、協力してこの魔女と戦う事にしたの」
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:34:46.29 ID:ZCMl8Sjg0
桜「・・・ずっと考えてたんです。私達が、この世界に呼ばれた理由」
桜「そして、思ったんです。私達が呼ばれたのは、
さやかちゃんみたいな子を、出さないようにする為かもしれないって」
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:36:03.92 ID:ZCMl8Sjg0
クロウカードの封印時。
最後の審判。
カードを作り変えるとき。
桜は今までに窮地に陥ったとき、いつもこの言葉で乗り越えてきた。
もちろん、周囲の助けもあったからこそだが。
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:37:34.01 ID:ZCMl8Sjg0
翌日、土曜日。
窓から差し込む光で、桜は目を覚ました。
桜(あ・・・、昨日あれから、ほむらちゃんの家に泊まったんだっけ・・・)
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:38:03.59 ID:ZCMl8Sjg0
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まどか「あっ、さくらちゃん!」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:38:33.22 ID:ZCMl8Sjg0
杏子「どこから沸いて出やがった、テメェ・・・」
槍を構え、苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる杏子。
QB「やれやれ、僕をゴキブリみたいに言うのはやめてくれ。
100:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:40:11.69 ID:ZCMl8Sjg0
小狼は捜索対象の私物があれば所有者を探す事が出来る。
よって今、マミはさやかの家に私物を取りに行っている。
その間、小狼とほむらはさやかの捜索に当たっていた。
小狼「でも意外だな」
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:40:55.94 ID:ZCMl8Sjg0
つまり、ほむらが自分達の力を必要としているのならば、誠意を見せろ。
隠し事は無しにして、安心して背中を預けれるようにしてくれ――そう言っているのだ。
小狼「さくらは、お前は悪い奴じゃないって言ってるし、俺もそう思う。
どんな事情があるのかはわからないけど、俺達は仲間で、友達だろう?」
102:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/07(土) 23:41:50.23 ID:ZCMl8Sjg0
見滝原町内にある、とある公園。
その一角にある遊歩道で、1組の男女が向かい合っている。
仁美「すみません、いきなりお呼びしてしまって・・・」
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