過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
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◆2/3UkhVg4u1D
[saga]
2014/06/15(日) 21:12:29.73 ID:s1UgheBo0
「ただいま」
「遅かったな」
フィアンマを出迎えたのは、オティヌスだった。
長い金の髪を丁寧にブラシで梳かしている。
外は既に暗闇だった。真夜中なのだ。
「ヤツはまだ気がつかないのか」
「気づかない方が幸せかもしれん」
「………喜ぶべきかどうかはわからないが、良かったな」
オティヌスの言葉に、フィアンマは小さく笑った。
うつむき、オティヌスの隣に腰掛ける。
「俺様の孤独に付き合わせてしまった形だが」
「ヤツも会いたがっていただろう」
「記憶はないようだが」
「これから作っていけばいい」
オティヌスは手を伸ばし、フィアンマの髪を撫でる。
それから、顔を近づけて頬へ一度だけキスをした。
「おやすみ」
「……おやすみ」
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