過去ログ - とある学生の雷神右方-Reincarnation-
1- 20
92: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/16(火) 22:39:33.65 ID:d2NQI2VD0

ちゅんちゅん、と朝の訪れを告げる鳥の声がした。

日曜日の早朝というのは、非常に穏やかなものだ。
出勤する者は少なく、大抵の学校は休日。
以下略



93: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/16(火) 22:40:04.79 ID:d2NQI2VD0

「………独りにしないでくれ」

少し、泣きそうな声だった。
なに、と聞き返す。
以下略



94: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/16(火) 22:41:17.77 ID:d2NQI2VD0

「………それで?」

文化祭の準備中、スカート捲りをし、それがトールに見られたことでフィアンマにボコボコにされ。
今尚痛む頭を摩りつつ、ウートガルザロキは言葉の続きを促した。
以下略



95: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !red_res]
2014/09/16(火) 22:41:44.86 ID:d2NQI2VD0

嫌な臭いがする。
血液と、臓物と、吐瀉物の。
入り混じった、いやな、臭い。
ぼやけた視界は、泣きはらした後のものによく似ている。
以下略



96: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/16(火) 22:43:27.83 ID:d2NQI2VD0


「っ、ぐ…ッ」

目が覚めると同時に冷や汗が噴き出し、吐き気がこみ上げる。
以下略



97: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/16(火) 22:44:01.86 ID:d2NQI2VD0

今回はここまで。


98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/18(木) 03:10:40.25 ID:AeiKwi5SO
乙。もうすぐか…

そして繋がってきたか。

ここのウートとトールの絡みは個人的には好きだわ。他じゃあんま見ないし


99: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/28(日) 23:17:30.09 ID:AWoKgqAC0

俺…今抱えてるスレが終わったらフィアンラインか右方神裂かホモモテフィアンマスレか禁書パラノイアスレ立てるんだ…



以下略



100: ◆2/3UkhVg4u1D[saga !桜_res]
2014/09/28(日) 23:19:20.43 ID:AWoKgqAC0

許されるのならば、人生を最初からやり直したい。
自分は何の変哲もない女の子で、彼も平凡な男の子で。
いいや、彼はきっと平凡なんかじゃないだろう。
好きなことに対してはどこまでも努力する人間のはずだ。
以下略



101: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/28(日) 23:20:20.15 ID:AWoKgqAC0

文化祭当日。
彼と、或いは彼女と一緒に回りたい、と学生達は騒ぎ立て。
くれぐれも不純異性交遊は慎む様に、と教師達はテンプレートを口にする。
トールはというと、そんな学生群には紛れず、コーヒーを啜っていた。
以下略



102: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2014/09/28(日) 23:22:55.85 ID:AWoKgqAC0

そんな傷害未遂事件も知らず。
フィアンマはというと、オティヌスと共に着替えていた。

オティヌスは随分と露出の多い黒の革衣装。
以下略



125Res/88.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice