過去ログ - もしもあの時綾波レイの怪我が本編より少しだけ軽かったら
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294:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/08/10(日) 03:30:13.96 ID:tSFhMuIc0
シンジ「うっ……ううっ……」

   声を殺して泣くシンジ

   :
   :

シンジ「……」ヒュッ……ポチャン…

   護岸に座り込んでいるシンジの後姿

   時折水面に向かって石を投げる

ヒュッ…

シンジ「?」

   近くを飛び過ぎる石

パシッ…パシッ…パシッ……ポチャン…

   何度か水を切って勢いを失って沈む

ザッ…

   シンジの傍らに立つ人影

   見上げるシンジ

シンジ「父さん……」

   足元の石を物色しているゲンドウ

ゲンドウ「昔はこのくらいの幅なら向こう岸まで届いたんだがな……」

   モーションをつけてまた石を放る

   また水を切ってから沈む石

   背を伸ばしポケットに手を入れるゲンドウ

ゲンドウ「ふうん……似ているな」

シンジ「えっ?」

ゲンドウ「母さんと知り合った頃の、鴨川の川辺にな」

シンジ「……」

ゲンドウ「もっとも、わざと似せて造られたんだろうが」

シンジ「……」

ゲンドウ「何があったのかは聞かん」

シンジ「えっ?」




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