過去ログ - あの日までボクは、普通だった
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6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 00:33:04.64 ID:sTdQO3Nzo
「……」

無言のまま、立ち去ろうとするその子
僕は咄嗟に出した腕で、それを阻む
自分でもびっくりするほどに俊敏で、無意識のうちの行動
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 00:34:02.52 ID:sTdQO3Nzo
続く


8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 00:55:21.91 ID:PRc0qLmHo
期待


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 09:35:19.35 ID:BcMr/7n3O
屋上さんの人?


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 12:14:43.24 ID:+3JEUDTvO
どこがだよ


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 12:51:07.84 ID:sTdQO3Nzo
自分の腕に、自分のものとは思えぬ力が加わり
目の前の対象を逃がさないように、ギリギリと締め上げる

「がっ……ふ」

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 13:04:35.70 ID:sTdQO3Nzo
「……」

ゆらり、と女の子が立ち上がる
僕はビクリと肩を震わせて、後ずさる
逃げようかとも思えないほどに、足が竦んで動けない
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/06/12(木) 18:12:48.45 ID:jmMdQBSKO
おつ?


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 23:36:10.98 ID:sTdQO3Nzo
……

結局、昨日は一睡も出来なかった
浮かんでは消えるあの子の最後の言葉が、あなたを眠りに落ちるのを妨げるのだ
また、と彼女は言った
以下略



15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/12(木) 23:50:00.19 ID:sTdQO3Nzo
失礼、します

保健室に入ることなど滅多にない僕は、何故だかこの部屋に妙な緊張感を感じてしまう
別に健康な奴は入室禁止、などとルールがあるわけでもないのにも関わらずだ

以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/13(金) 00:00:22.30 ID:oMXy2irYo
「……誰?」

ほんの小さな音だったが、静まりかえった保健室では十分な大きさを持ったその声は
僕の耳へと届き、僕の体をビクリと震わせた
シャーッとベールが横へ動くと、正に予想通りの姿がそこにあった
以下略



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