19: ◆V8OfN8HM.Y[saga]
2014/06/12(木) 21:00:32.12 ID:Gy/NeX6u0
海未「…そうですね。海美さんの言う通りだと思います」
海未「ですが、私も当時は同じことを言っていましたよ」
海美「そうなのですか?」
海未「ええ。それでも穂乃果はそんなこと気にもせずに私たちを引っ張って行った
のです。いつでもまっすぐに、やると決めたらお構いなしなんです」
そういうおばあさまの目はとても優しいものでした。
海未「あの子も…穂乃香ちゃんも穂乃果に似てまっすぐな子でしょう?」
海美「ええ…とてもまっすぐで、いつもいつも小鳥と振り回されていますね」
海未「あなたたちは本当に、私たち幼馴染にそっくりですね」クスクス
海未「海美さん、スクールアイドル、始めてみたらいいかと思いますよ」
海美「!」
海美「てっきり反対されるものかと思いましたが…」
海未「どんな結果になるにせよ、本気で取り組んでみて損はないかと思います」
海未「きっと、海美さんにも良い経験になると思いますよ」
海未「それに、やってみたいのでしょう?」
海美「!」
海未「いいではないですか。たまにはそういうことに精を出してみても」
海美「……」
反対されてやれないだろうと思っていたのですが、逆に背中を押される形
になってしまいました。
海美「…はい!ありがとうございます!」
海美「もちろん、お稽古事や弓道部の方に支障のないよう頑張ります」
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