7:1[saga]
2014/06/15(日) 18:12:00.22 ID:JJ+uJ6bP0
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帰りの車中。 運転する新堂を横目に見ながらポツリと言った。
伊織「……ねぇ新堂。 貴方は覚えてる?」
新堂「……いかがなさいましたでしょうか」
帰りの車の中で話しかけられる事なんて中々無い。
それを知ってか知らずか、眉を釣り上げてミラー越しに聞く新堂。
伊織「私が小さい頃、お父様に父の日に贈っていたもの」
新堂「それはもう、昨日の事のように思い出せます」
答える新堂の声色はとても嬉しそうだった。
しかしその感情が運転に影響される事は無く、揺れも感じない。
従者の鑑と言っても差し支えないだろう。
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