過去ログ - 妹「ねえねえお兄ちゃん」男「どうした何か用か?」妹「本屋行こ?」
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 00:55:17.01 ID:elG1q6ww0
男「ろくろっ首?」

銀髪「『ろくろ首』」

男「ろくろっ首」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:00:11.32 ID:elG1q6ww0
銀髪「私が知る限り、妖怪『ろくろ首』を構成する当時の怪異の伝承が、今現在起こっている三人の目撃談と大体合致してるんだ」

男「なるほどな。だからお前はそう判断したのか」

銀髪「これが誰かの下らない悪戯なら私たちが出張る必要もなかっただろうけど、どう考えても異常な現象だしな」
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:05:22.14 ID:elG1q6ww0
銀髪「……」

男「何も殴るこたねえだろ!」

銀髪「うるせえよお前が考える気もねえから腹立ったんだよ!」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:10:11.69 ID:elG1q6ww0
銀髪「だから当時の奴らは噂するだろうよ。『誰もいないはずなのに誰それの声が聞こえた』とか」

銀髪「『いないはずなのに誰それの顔が見えた』っつってな」

男「今じゃそういうのは精神病んだ人の幻聴とか幻覚で片付けられちゃうけど、昔はそうもいかないもんな」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:15:07.27 ID:elG1q6ww0
男「閉めたけど」

銀髪「よし、じゃあこの部屋の電気を消せ」

男「えっ!?」ドキッ
以下略



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:20:06.59 ID:elG1q6ww0
男「それがどうしたんだよ」

銀髪「今はコンビニの明かりや街灯なんかで夜中だってそれなりに明るいが、昔は月明かりくらしか夜中の光はなかった」

男「月が雲に隠れるともう完全に真っ暗だったんだろうな、想像出来ないけどさ」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:25:08.86 ID:elG1q6ww0
銀髪「夜中に体から切り離された頭だけが空を飛んで人を襲うっつう妖怪だ」スウィー、スウィー

男「人を襲うってそれ危険じゃねえか! っていうか懐中電灯で顔照らしたまま動き回んなよ怖いから!」

銀髪「どお? 頭だけが飛んでるように見える?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:30:09.51 ID:elG1q6ww0
男「どういうことなの?」

銀髪「あ、もうカーテン開けて部屋の電気点けて良いぞ」

男「わかった」
以下略



53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:35:19.85 ID:elG1q6ww0
銀髪「なんの明かりも無い真っ暗な夜、家の中だってせいぜい蝋燭や行燈程度の心許ない明かりだけだ」

男「……ああ、そっかなるほど」

銀髪「ここまで言ったらもうわかるだろ?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:40:41.50 ID:elG1q6ww0
男「ふーん。……で、どうすんだこれから」

銀髪「この件を『ろくろ首』の仕業だと仮定して解決していくしかあるまい」

男「他に考えられる可能性ってのも無さそうだしな……」
以下略



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