過去ログ - 妹「ねえねえお兄ちゃん」男「どうした何か用か?」妹「本屋行こ?」
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:05:22.14 ID:elG1q6ww0
銀髪「……」

男「何も殴るこたねえだろ!」

銀髪「うるせえよお前が考える気もねえから腹立ったんだよ!」
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:10:11.69 ID:elG1q6ww0
銀髪「だから当時の奴らは噂するだろうよ。『誰もいないはずなのに誰それの声が聞こえた』とか」

銀髪「『いないはずなのに誰それの顔が見えた』っつってな」

男「今じゃそういうのは精神病んだ人の幻聴とか幻覚で片付けられちゃうけど、昔はそうもいかないもんな」
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:15:07.27 ID:elG1q6ww0
男「閉めたけど」

銀髪「よし、じゃあこの部屋の電気を消せ」

男「えっ!?」ドキッ
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:20:06.59 ID:elG1q6ww0
男「それがどうしたんだよ」

銀髪「今はコンビニの明かりや街灯なんかで夜中だってそれなりに明るいが、昔は月明かりくらしか夜中の光はなかった」

男「月が雲に隠れるともう完全に真っ暗だったんだろうな、想像出来ないけどさ」
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51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:25:08.86 ID:elG1q6ww0
銀髪「夜中に体から切り離された頭だけが空を飛んで人を襲うっつう妖怪だ」スウィー、スウィー

男「人を襲うってそれ危険じゃねえか! っていうか懐中電灯で顔照らしたまま動き回んなよ怖いから!」

銀髪「どお? 頭だけが飛んでるように見える?」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:30:09.51 ID:elG1q6ww0
男「どういうことなの?」

銀髪「あ、もうカーテン開けて部屋の電気点けて良いぞ」

男「わかった」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:35:19.85 ID:elG1q6ww0
銀髪「なんの明かりも無い真っ暗な夜、家の中だってせいぜい蝋燭や行燈程度の心許ない明かりだけだ」

男「……ああ、そっかなるほど」

銀髪「ここまで言ったらもうわかるだろ?」
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54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:40:41.50 ID:elG1q6ww0
男「ふーん。……で、どうすんだこれから」

銀髪「この件を『ろくろ首』の仕業だと仮定して解決していくしかあるまい」

男「他に考えられる可能性ってのも無さそうだしな……」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:45:08.09 ID:elG1q6ww0
―用務員小屋―

ガサゴソ、ガサゴソ。

男「よくもまあこうも都合良く小屋の鍵が開いてて用務員さんもいない現場に来れたな」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:50:27.33 ID:elG1q6ww0
ガラガラガラ。

男「ふぅ……。小屋の中隅々まで探して見つかったのは斧と鋸二つと枝切り挟と鉈、か」

銀髪「まあ上々の収穫だろ。私考案の解決法を試すには充分な道具が揃ったよ」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:55:16.40 ID:elG1q6ww0
銀髪「良いタイミングで軽音楽部の野郎が校舎の周り歩いてて助かったぜ」

男「お前まさか……」

銀髪「囲むぞ」すたすた
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