過去ログ - 妹「ねえねえお兄ちゃん」男「どうした何か用か?」妹「本屋行こ?」
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50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:20:06.59 ID:elG1q6ww0
男「それがどうしたんだよ」

銀髪「今はコンビニの明かりや街灯なんかで夜中だってそれなりに明るいが、昔は月明かりくらしか夜中の光はなかった」

男「月が雲に隠れるともう完全に真っ暗だったんだろうな、想像出来ないけどさ」
以下略



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:25:08.86 ID:elG1q6ww0
銀髪「夜中に体から切り離された頭だけが空を飛んで人を襲うっつう妖怪だ」スウィー、スウィー

男「人を襲うってそれ危険じゃねえか! っていうか懐中電灯で顔照らしたまま動き回んなよ怖いから!」

銀髪「どお? 頭だけが飛んでるように見える?」
以下略



52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:30:09.51 ID:elG1q6ww0
男「どういうことなの?」

銀髪「あ、もうカーテン開けて部屋の電気点けて良いぞ」

男「わかった」
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53:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:35:19.85 ID:elG1q6ww0
銀髪「なんの明かりも無い真っ暗な夜、家の中だってせいぜい蝋燭や行燈程度の心許ない明かりだけだ」

男「……ああ、そっかなるほど」

銀髪「ここまで言ったらもうわかるだろ?」
以下略



54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:40:41.50 ID:elG1q6ww0
男「ふーん。……で、どうすんだこれから」

銀髪「この件を『ろくろ首』の仕業だと仮定して解決していくしかあるまい」

男「他に考えられる可能性ってのも無さそうだしな……」
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:45:08.09 ID:elG1q6ww0
―用務員小屋―

ガサゴソ、ガサゴソ。

男「よくもまあこうも都合良く小屋の鍵が開いてて用務員さんもいない現場に来れたな」
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56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:50:27.33 ID:elG1q6ww0
ガラガラガラ。

男「ふぅ……。小屋の中隅々まで探して見つかったのは斧と鋸二つと枝切り挟と鉈、か」

銀髪「まあ上々の収穫だろ。私考案の解決法を試すには充分な道具が揃ったよ」
以下略



57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 01:55:16.40 ID:elG1q6ww0
銀髪「良いタイミングで軽音楽部の野郎が校舎の周り歩いてて助かったぜ」

男「お前まさか……」

銀髪「囲むぞ」すたすた
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58:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 02:00:20.91 ID:elG1q6ww0
銀髪「よっしゃあ調度良く隠して収納出来る入れ物ゲットー!」

男「本当にすみません……す、すぐにちゃんと返しますんで、本当にすみません」

リア充軽音楽部男子生徒「い、いいですよ……好きに使って下さい。それじゃ僕はこれで……」すたすたすた
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59:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 02:05:26.61 ID:elG1q6ww0
銀髪「うるせえなデカイ声出すなよ」

男「それって殺人じゃねえか! 殺人? いやいややっぱ殺人じゃねえか!」

銀髪「安心しろ、あくまでも私たちが切るのは超アナル全力爽快舐め野郎くんの『ろくろ首』の部分だけだ」
以下略



60:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/06/18(水) 02:10:45.48 ID:elG1q6ww0
―学校の廊下―

銀髪「超アナル全力爽快舐め野郎くんってここのクラスだよね?」

超アナル全力爽快舐め野郎のクラスメイト「そうだよー」
以下略



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