94:1[sage]
2014/08/06(水) 23:29:49.73 ID:Ge1pxIXG0
艦娘(しかし数日後、とある講演会に足を運んだ時に再会してしまった)
艦娘「おっそろしい程ガラガラ……」
艦娘(この日はオカルトやら陰謀論やらの与太話大好きな友人に連れられ、その手の学者の講演会に誘われたのである)
95:1[sage]
2014/08/06(水) 23:33:15.09 ID:Ge1pxIXG0
艦娘(数日後、本を読んで住所を知ったその学者の家を、私は訪ねた)
艦娘(具体的に言うと余計な事を聞いたせいだろ、と親に怒られて謝って来いという事である)
学者「む? ああ、この前のかね?」
96:1[sage]
2014/08/06(水) 23:35:39.39 ID:Ge1pxIXG0
艦娘(深海棲艦の生態や目的、その他に関する考察。様々な資料には軍事機密に関わりそうなものもあっただろう)
艦娘(だけどそれは私の興味を引くには充分で、私は度々学者の家を訪れた)
艦娘「今日は何故、彼らが艦艇という姿をとるのかを聞きたいんですが」
97:1[sage]
2014/08/06(水) 23:38:15.66 ID:Ge1pxIXG0
憲兵「おい。研究記録を見させてもらったが、理論上は深海棲艦との意思疎通も不可能ではないとかあったな」
学者「その為のデータは必要だし、実験もいるだろうがな」
艦娘(それはそうだ。なにせ、学者の立てたものは全て仮説。それを証明する術が無ければ解らない)
98:1[sage]
2014/08/06(水) 23:41:00.93 ID:Ge1pxIXG0
8話目は皆の大好きな雷巡の北上様でした
どこかダウナー系なのが堪らなく好きだ。
99:1[sage]
2014/09/04(木) 23:49:01.17 ID:wVYhY2i90
ひょっこりひょうたん島っと。
9話目になる今回は、初めて扱うジャンルの子。
早くうちの鎮守府にも来て欲しい…、まあ大鯨とか大和もいないんだけどね。
100:1[sage]
2014/09/04(木) 23:51:00.60 ID:wVYhY2i90
艦娘(私の知っている世界は、どこか平和だった)
艦娘(世界が深海棲艦の脅威に晒されていても、陸地と陸地に挟まれた内海近辺に住む私達には遠い話)
艦娘(せいぜい軍港とその周辺に住む海軍の人たちが何かと戦っている、それぐらいの認識)
101:1[sage]
2014/09/04(木) 23:53:43.18 ID:wVYhY2i90
少年「あー…な、なんでもない!」
姉「う、うん!」
艦娘(おばあちゃん空気読んでー!!!)
102:1[sage]
2014/09/04(木) 23:56:11.07 ID:wVYhY2i90
艦娘(家族会議は続いた。しかし、結論は変わらなかった)
艦娘(ある意味正しいのか、それとも悔しいのか。二人で一緒にいたそうな姉の願いが叶ったのか、それとも自分の……)
艦娘(考えたくなかった。自分ひとりが取り残されるような虚しさを。でも、それが現実だった)
103:1[sage]
2014/09/04(木) 23:58:33.59 ID:wVYhY2i90
艦娘「工廠で色々やってるって聞いたけど」
姉「うん……ここは内海だから、戦闘はあんまりないんだけれど。訓練とか、研究とかはメインだもの」
姉「ついてきて。色々案内してあげる」
104:1[sage]
2014/09/05(金) 00:01:25.95 ID:pSL6P5gH0
艦娘(そこにいたのは、かつて憧れたおにーさん)
姉「ねぇ知ってる?」
姉「彼が好きだったのは、ずっと気にしていたのは、私じゃないの」
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