過去ログ - 宿屋「魔王城の近くに休憩所作ったった」
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17: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:18:14.82 ID:xRD8RazP0
魔王「な、何でだ…お前――」

魔王(俺が本気を出した瞬間――こいつ、構えを解きやがった!)

宿屋「…へっ」
以下略



18: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:18:40.37 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僧侶「あ、あの、勇者、様…」オドオド

勇者「そぉんな緊張しなくて良いですって〜、我が勇者パーティは可愛い仲間を歓迎しております!今日から宜しくな僧侶さん!」

以下略



19: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:19:07.99 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
勇者「はい、ボス撃破〜。お疲れー、皆ゆっくり休んでね〜ん」

僧侶「ゆ、勇者様…お、お茶ご一緒しません?」

以下略



20: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:19:38.76 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
魔法使い「戦士…戦士ィっ!」

僧侶「そんな…戦士さんが…」

以下略



21: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:20:11.81 ID:xRD8RazP0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
仲間「遂に突き止めたな、魔王城!」

僧侶「…えぇ。長い、戦いでした―――」

以下略



22: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:20:38.10 ID:xRD8RazP0
居候「どうしてだよ…宿屋ぁ…」



僧侶(意識を回想から目の前の景色に戻すと、勇者さ――宿屋さんの遺体の傍らですすり泣く居候ちゃんがいた。
以下略



23: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:21:06.16 ID:xRD8RazP0



商人「…薄々気付いてたよ、宿屋の正体はさ。まぁでも…魔王と仲良くドンパチやってるのを見たら「あぁこれでいいんだ」って思ってさ、追求はしなかったさ」

以下略



24: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:21:48.74 ID:xRD8RazP0
僧侶「それから私達は魔王を監視する為、魔王城の近くに休憩所を建てた――」

商人「魔王城に乗り込んだ人を助ける為にも、魔王を牽制する為にも役立ってたと思うよ」

僧侶「えぇ、良かった。宿屋さんは、そう思っているはずで」
以下略



25: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:23:03.22 ID:xRD8RazP0
居候「よく覚えてないけど、俺の本当の親ってな…宿屋が唯一、助けられなかった冒険者なんだってさ。休憩所に俺を預けて、魔王城でポックリと」

魔王「そんな奴がいたのか…俺も忙しくて、魔王城で死者が出たなんて把握していなかったな」

居候「変な親だよなー。休憩所の存在知らなかったはずだから、きっと子連れで魔王城乗り込むつもりだったんだぜ」
以下略



26: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:24:21.54 ID:xRD8RazP0
魔王「お、俺が何でお前に嫌われることを恐れて…」

居候「あ、そうなんだ〜魔王って俺のこと嫌いなんだ〜」

魔王「い、いや決してそういうわけでは…」
以下略



27: ◆WnJdwN8j0.[sage]
2014/06/18(水) 17:24:54.81 ID:xRD8RazP0
居候「待ってくれ〜魔王〜」

魔王「たく、持ちきれない程の荷物を持ってくるからだ。ほら貸せ!」ヒョイ

居候「流石魔王、力強いね〜」
以下略



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