過去ログ - 高校生蟲師「この世界は汚れちまった」少女「君が言うか」
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43:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/20(金) 20:53:08.96 ID:yVWeGJHr0

 女子トイレの前で、俺は悩む。

 少女の言葉が正しければ、この女子トイレの鏡には“ヒトミ”がいるはずだ。

以下略



44:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/20(金) 20:55:37.24 ID:yVWeGJHr0


 幼馴染はズカズカと女子トイレに入っていく。

 まぁ当然だ。女子だからな。
以下略



45:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/20(金) 21:01:36.24 ID:yVWeGJHr0


 しかし、もし鏡が底≪カガミガゾコ≫であるならば、誰かが悲鳴を上げて大事に至っていたはずだ。

 鏡が底は人の暗い感情を好む蟲で、普段は鏡の奥に潜んでいるのだが、負の強い感情を見つけると“心ごと引きずり込んでしまう”性質がある。
以下略



46:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 18:39:39.24 ID:rCp6dE0C0


 じゃあ、そこには何がいたというのか。


以下略



47:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 18:58:54.56 ID:rCp6dE0C0

 鏡に触れると、少し暖かい。どうやら鏡自体が蟲の一部となっているようだ。

 だが、それなら少女が消化されていてもおかしくない。おかしくないのだが、鏡の中の少女は今しがた喰われたように元気な姿を保っている。

以下略



48:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:15:13.01 ID:rCp6dE0C0


 男に向かって平気でおしっこ宣言できる変態幼馴染はほうっておいて、俺は再び屋上へ訪れる。


以下略



49:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:15:43.07 ID:rCp6dE0C0





以下略



50:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:25:01.47 ID:rCp6dE0C0

ミドリ「っ!?」ビクッ


 抑揚のない声、感情を置き去りにしたような銀髪男の声を思い出して、俺は自分の置かれている状況に気づく。
以下略



51:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:29:53.69 ID:rCp6dE0C0


 渡されたのは、パンツだった。


以下略



52:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:30:44.73 ID:rCp6dE0C0





以下略



53:書記 ◆8HU5MBoG0w[saga]
2014/06/21(土) 19:35:16.89 ID:rCp6dE0C0


 瞳が淵≪ヒトミガフチ≫。


以下略



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