20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/06/20(金) 18:59:16.50 ID:aUpPVcxlO
「しかし本当に大きな方ですね、諸星さん……諸星さんに比べたら阿良々木さんなんて月とミジンコくらいですね」
「さっきからその比較に悪意を感じるのは僕の気のせいじゃなくていいんだな?」
「真宵ちゃんも大きくなったらきらりくらい大きくなるよ!」
八九寺が諸星レベルで大きくなったらそれこそ恐怖どころの話じゃない。
でも未来の八九寺を見る限り僕より大きかったんだよな……。
「…………」
「どうした諸星?」
如何にして今からどうにかして背を伸ばす方法はないものかと思案に耽っていると、ふと視線を伏せる諸星が視界に入った。
「う、ううん、なんでもないょ!」
話し掛けられて引き戻されたのか、はっとしたように手をぶんぶんと振って否定する諸星。
「暦ちゃん、きらりおトイレ行ってくるね」
「あ、ああ」
席を立ち軽快なステップで手洗いに向かう姿はいつもの諸星なのだが……。
なんだろう、どこか諸星らしくない。
「阿良々木さん、阿良々木さん」
「ん?」
「わたくしずっとスルーしており
ましたが、阿良々木さんはおかしいと思わないんですか?」
「おかしい……って、何が?」
「彼女……諸星さんはアイドルなんですよね?」
「そうだってさっき言っただろ」
「それならば何故諸星さんは私のことが見えているのですか?」
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