過去ログ - 春香「少女に与えられたのは、大きな銃と小さな幸せ」
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2014/06/26(木) 03:53:29.66 ID:T8zrSKYYo
数年前、僕と兄が転職した組織は、名を公益法人765プロダクションという。
表向きは首相政府主催の身障者支援事業だが、その実体は国中から集めた障害者に試験的に機械の体を与え
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2014/06/26(木) 03:54:19.02 ID:T8zrSKYYo
ビルの下でスーツ姿の男がヴァイオリンケースを持った少女に話しかける。
春香P「行こう、春香」
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2014/06/26(木) 03:54:45.22 ID:T8zrSKYYo
屋上ではヘッドセットの男が狙撃銃のスコープを覗く少女に指示を出していた。
やよいP「やよい、ブラインドの影に集中しろ」
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2014/06/26(木) 03:55:14.03 ID:T8zrSKYYo
ビルの一室――
「カラーブリアが襲われたらしい」
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2014/06/26(木) 03:55:51.41 ID:T8zrSKYYo
春香P「こんにちは」
「何の用だ」
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2014/06/26(木) 03:56:18.86 ID:T8zrSKYYo
やよいP「今だ、撃て」
ビッ
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2014/06/26(木) 03:56:51.96 ID:T8zrSKYYo
春香P「やってくれたな……」
春香「あ……あの……」
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2014/06/26(木) 03:57:18.79 ID:T8zrSKYYo
春香Pのジャケットを掛けられ車に乗り込む春香。
春香「プロデューサーさん……」
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2014/06/26(木) 03:58:14.60 ID:T8zrSKYYo
765プロ――
春香P「先生、春香の具合はどうですか?」
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2014/06/26(木) 03:58:45.37 ID:T8zrSKYYo
社長室――
やよいP「春香に条件付けを徹底すべきだ。猟犬には首輪をつける必要がある」
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2014/06/26(木) 03:59:11.97 ID:T8zrSKYYo
765プロへ連れて来たばかりの春香は無口な子だった。
元々、連続殺人事件の被害者だったのだから無理もない。一家六人が惨殺され、彼女一人が生き残った。
以下略
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