過去ログ - 貴音「なぽりたんを振る舞います」
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1:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:06:00.80 ID:ICLVAkhn0
本SSは、
貴音「なぽりたんを所望します」
ex14.vip2ch.com
貴音「更になぽりたんを所望します」
ex14.vip2ch.com
を読んでいないとわからない内容になってます。
上記SSを読んだ後に読んでください。
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:06:50.31 ID:ICLVAkhn0
貴音「…………と言う訳なのです」
春香「なるほど、そう言った経緯で響ちゃんと小鳥さんがナポリタンを作ってくれなくなったと」
貴音「はい」
3:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:07:48.51 ID:ICLVAkhn0
貴音「…………はぁ」
春香「う、う〜ん分かりませんか……え〜と……そう!貴音さんがラーメンを食べている時に邪魔されたら……」
貴音「怒ります」
4:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:09:31.14 ID:ICLVAkhn0
貴音「?……すみません。存じ上げません。てっきりわたくしの造語かと思っていましたが……
元があるのですか春香?」
春香「元……まぁ大本は1985年の『バタリアン』っていうゾンビ映画ですね。ホラーとコメディのバランスが絶妙で、
その上最後のオチが……っと映画の内容はまぁいいや。要はバタリアンってゾンビ映画があったんです。
5:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:16:02.90 ID:ICLVAkhn0
貴音「其れは……美味しい所を述べ……駄目な所を指摘し、その上でより美味しくなるように……」
春香「ブブー、違います」
貴音「違う?……では、一体どのような感想を……」
6:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:18:02.96 ID:ICLVAkhn0
春香「二人ともナポリタンを食べたいという貴音さんの事を思って作っていたんです
片や美味しい物を食べてもらおうと……片や早く食べさせてあげようと……そう思ってナポリタンを作った。
時間を掛け過ぎたり、省きすぎたりしていますが、結局のところは貴音さんを思ってのことです。
貴音さんはその思いに点数が付けられますか?」
7:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:19:50.98 ID:ICLVAkhn0
春香「そうですか。でも、貴音さんはその思いを、違う、そういう作り方じゃない。こんなのナポリタンじゃないと言った。
やれパキスタンだ、やれズボラタンだ、挙句の果てにはオバタリアン。これじゃもう作ってあげたくなくなりますよね」
貴音「はい……その通りだと……思います。わたくしは愚かです。愚か者です。
二人共、わたくしのことを思って作ってくれた。わたくしは只、食べればよかったのですね。何も言わず、
8:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:21:10.76 ID:ICLVAkhn0
小鳥「ふふふ ふんふんふんふん ふんふんふんふん」
響「…………あの」
小鳥「あたぁ〜っく おぶざきらぁとめ〜ぃとぉ〜」
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/04(金) 02:21:46.92 ID:YBB/tG1vo
かるぼなぁら
10:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:21:58.53 ID:ICLVAkhn0
響「だから、そんなのどうでも……」
小鳥「甘酸っぱぁ〜いケチャップ」
響「…………」
11:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:23:05.10 ID:ICLVAkhn0
小鳥「ふふふ……誰もナポリタンの魔力からは逃れられないわ!」
響「うぅ……あーもー!……じゃあ、まず鍋に水入れて!」
小鳥「了解です!水をたっぷり……っと……これくらいかしら?」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/04(金) 02:23:40.59 ID:H4jIIrZh0
食欲に負ける響可愛い
13:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:24:06.95 ID:ICLVAkhn0
響「……ったから」
小鳥「えっ、何? 聞こえないわ」
響「だ、だから、なるべく美味しいナポリタンを食べさせたかったんだ!何回も言わせるな!」
14:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:25:27.68 ID:ICLVAkhn0
響「あーあ……なんかナポリタンごときで怒ってるのが馬鹿らしくなってきたぞ」
小鳥「ええ、私もなんだか怒るのに疲れたわ。貴音ちゃんに会ったら……」
響「うん、仲な…………あっ」
15:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:26:57.20 ID:ICLVAkhn0
貴音「はい。響、小鳥嬢。わたくし自身がなぽりたんを食べたいと依頼しておきながら、
失礼な行いの数々。本当に申し訳ありませんでした」
小鳥「!……あ、頭なんか下げなくても」
16:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:28:12.27 ID:ICLVAkhn0
響「許すぞ貴音! だから……もう頭上げてくれ!」
小鳥「私も!私も貴音ちゃんを許します!」
貴音「響……小鳥嬢……いいのですか?」
17:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:30:40.04 ID:ICLVAkhn0
響「自分、食べたら……ボロカス言うかもしれないぞ。それでも、それでもいいのか」
貴音「ええ……構いません。構いませんとも。不味ければ不味いと、
可怪しければ可怪しいと指摘してください。わたくしがしたように……」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/04(金) 02:32:30.66 ID:ciFtR45v0
お姫ちんの料理の腕前やいかに
19:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:37:31.34 ID:ICLVAkhn0
千早「ただ今戻りました。……あら、春香?……寝てますね。四条さんに……我那覇さん、音無さんも。
わっ、みんなお腹がパンパン……それに大量のお皿……これはナポリタン? 一体、何なんでしょうかプロデューサー」
P「さあ、何だろうか。見た感じ4人でナポリタンを作って食べたんだろうけど……」
20:お姫ちんの髪の毛でナポリタン作りたい [saga]
2014/07/04(金) 02:39:39.47 ID:ICLVAkhn0
終わり!
やっとナポリタンから開放された!
ようやくミステリーがかける!
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/07/04(金) 02:44:23.68 ID:ciFtR45v0
乙
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