過去ログ - 男「このトッポは俺のだって言ったろ!」友「最後までチョコたっぷり」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/07/07(月) 11:17:17.72 ID:W+sAtKxlO
男「…なんだよ、眩しいな畜生」

窓の外には望んで望み続けた──太陽の日差し。

望んでいた割には、いざ見るとうざったらしくて、看護婦に頼んでカーテンを閉め切ってもらった。


慣れしたんだ闇。

正確には四ヶ月と閉じ込められていたらしいが、人はその程度で光に弱くなるのだろうか。


男「いや、違うだろ馬鹿」


光が嫌なんじゃない。ただ、それを一人で見ていることが嫌なんだ。

眩しくて、辛くて、閉じていても薄っすら染みだすように照らす光を──ただ一人で見ることを。


男「……ああ、」


瞼を閉じると想い出す、あの空間での出来事。

人の命など、己の命の価値の為に切り捨てられる、それが当然なことだった数ヶ月。


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