過去ログ - 【ジョジョ×とある】 とある奇妙な忘失世界 〜Lost THE WORLD〜
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902: ◆drmLS4k6lo[saga]
2015/06/22(月) 02:10:24.56 ID:FMj7WrqM0

DIO「禁書目録…いんでっくす……」


当麻『それでさ、そのインデックスって奴が本当に自由奔放唯我独尊シスターなんだよ。
   気が付けば食い物に釣られてフィッシングされるし、猫を追いかけたと思ったら強面兄ちゃん引き連れて戻ってきたり』


DIO「……当麻がよく話題にあげていた人物か! 確か、オレが奴の家に居つくのと入れ違いでイギリスへ飛び立ったと聞いていたが……なぜあの二人からその名前が」


『――――いうか私は絵画とかに隠された暗号を解読するのが本職だっての。オーパーツを分析したことなんてないわ』

『――――に関したものである可能性も捨てきれない。あの子も魔導書をフル回転させている。僕らだって黙ってみていられないだろう』


DIO「奴らも何か相談し合っている……内容は掴めないが、表情やとぎれとぎれの言葉からすると、困っているという事に間違いはない」

DIO「足のばれないところで引き返すつもりであったが、インデックスという名を聞いて気が変わった。
   このままあの二人を尾けていけば、そのインデックスとかいう者に会えるかもしれない」

DIO「別に会ったところで奴をどうかしようとなどとは思わん。重要なのはインデックスではなく、そのインデックスが握る上条当麻の情報!」

DIO「奴はバカで直感的に動き、人をだましたりはしない典型的な『正義の味方』タイプ。
   しかし、だましたりはしないが、話さないということはあるはずだ。このDIOに隠している事が間違いなくある」

DIO「現にまたひとつ、奴はオレにあることを隠していた。そこは追々追及していくとして……そのほかに、上条当麻がオレに話していないことは必ずある」

DIO「ならばどうするか。答えは、奴の居候から聞き出せばいい話よ! 私より上条当麻歴が長いインデックスとやらにな!」

DIO「フフフフ、いいぞ。運命の歯車は徐々にこのDIOのために回りつつある。オレを取り囲むすべての謎を解き明かし、とっととこのくそったれな違和感にケリをつけてやる」

DIO「ここからではよく聴こえん。どれ、もう少し近づいて会話の内容を聞いておくとするか」ジリジリ


ジジジジジ…


DIO「……なんだ、焦げ臭いぞ。どこかでぼやでも起きているのか?」


ジジゾゾゾゾゾゾ


DIO「どうも背中が熱いな。もしや火元はオレの近くか。騒ぎが起きて奴らに気づかれたくない。ぼや程度だが消しておかねば……」


ゴオアッ!!


DIO「GYAAAAAAAAAA!! 熱い!! これは、オレの腕に火がついている!?」

DIO「ぐおお!! 背中が、背中の皮膚が焼き焦げていくのが伝わってくる!! この早すぎる飛び火、火力、普通ではない!」

DIO「ぼやでもなんでもない。燃えているのは――――オレの背中だ!!」




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