過去ログ - 僧侶「我が国には、皆の希望である王子がいました」
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6: ◆WnJdwN8j0.[saga]
2014/07/11(金) 20:29:45.55 ID:ckYC4wh40
王子「ふぅ…っ、魔法戦士にはやっぱり勝てないなぁ。剣も魔法も極めるなんて、なかなかできることじゃないよね」

魔法戦士「まだ極めていない。それにお前の…王国伝統の剣技といったか?剣の動きが読めんから冷や汗をかいたぞ」

王子「そう?魔王に通用するかなぁ、僕の剣は」

魔法戦士「…そうか、お前は魔王討伐を命じられているんだったな」

王子「そう、その為にまず、側近を倒しに回っていた。そして同じ志を持つ、君と出会ったんだよね」

魔法戦士「それは違う。俺は目障りな奴を片付ける為に戦っているだけだ」

王子(魔王のことかな?)

魔法戦士「俺の目的は個人的なことだが、お前は世界中から期待を寄せられて大変だな」

王子「大変?ううん、とんでもない。応援を貰えれば元気になるよ!」ニッ

魔法戦士(本気だな、こいつ)

王子「魔法戦士、今度僕の国においでよ。国の皆に新しい仲間を紹介したいんだ!」

魔法戦士「断っておく。「王子の仲間」としての期待を裏切ることになる」

王子「そんなことないよ!魔法戦士は頼もしい仲間じゃないか」

魔法戦士「とにかく俺は、お前とは強いから組んでいるだけで、本来人と関わるのが好きじゃない」

王子「そっか。残念だなぁ、僕より強い仲間ができたって言ったら皆喜ぶのに」

魔法戦士「…それより今日はもう疲れた」

王子「あ、そうだね。テントに戻ろう」

魔法戦士(本当に気付いていないのか…?)

魔法戦士(こいつは俺相手には本気を出せないだけで、実際、剣の腕前は俺より上だろう)

魔法戦士(…だが、それを言うのは癪だな)フン



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