過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
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199:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/31(木) 23:12:31.27 ID:j48OEh5L0
サカキは社長机に体重を軽くあずけ、ロケット団員を顎でしゃくった。

ロケット団員はにやつきながら、

「起きろ坊主。ポケモンを借りるぞ」

「う……ぐ……」

ロケット団員はレッドの腰からモンスターボールを取り出し、残りの5体のポケモンを出現させる。空になったボールは全て踏み潰された。

皆サカキのポケモンとの戦いで傷ついている。

「な……なにを……!?」

レッドが辛うじて意識を覚醒させたが、状況が掴めず混乱している自分の仲間たちを見ることしかできない。

「こうするのさ。お前ら、動けばご主人様が傷つくぞ!」

ロケット団員はレッドの首にゴルバットの羽の切っ先を押し付ける。

その光景を見て、気性の荒いギャラドスですら愕然として動きを止めた。他のポケモンは言うまでもない。

そしてロケット団員はもう一匹のゴルバットを出現させる。

「ゴルバット、奴らを切り裂け!」

「や……やめろ!!」

レッドの叫びは無意味だった。ゴルバットが飛び回ってレッドのポケモンを攻撃する。レッドを人質に取られたフシギソウ達は、攻撃を受け続けるしかない。

「……こんな、こんなの無意味よ! やめさせて!」

ナツメもたまらず叫ぶ。しかしサカキは、あい変わらず無感動に見ながら、非情な要求をする。

「レッド君。君がロケット団員に入るのなら、すぐさま攻撃を中止しよう」


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