過去ログ - エリカ「あなたが勝つって、信じていますから」
1- 20
271:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 23:55:07.79 ID:A2if7Xi90
「そうか……フジが親をなくしたポケモンを……」

「ええ。フジ老人には、ポケモンと接する人として、大事な事を学びました」

 レッドはガラガラを撫でながら笑顔で言う。

 それ見たカツラの心に、今まで感じたことのない感情が沸き上がっている。

『今更生命への冒涜だとでも抜かす気か?』

(……フジ………………)

「カツラさん?」

「お!? はっはっ! いやすまん! まだまだぼける年齢ではないと思っていたがいやはや……。話の続きだったな、ミュウのこと」

「はい!」

 レッドが目をきらめかせながら頷く。

「ミュウは凄かった! なんとあらゆる技を覚えたのだ! 火をはき水を出し岩も草も出現させる! おまけにメタモンのように変身だってできてしまう!」

「おお……!!」

「あらゆるポケモンの常識を覆したポケモンだった。しかし、強い力と押せばでる新たな知識に……わし達研究員は大事な事を忘れてしまっていた」

「大事なこと……?」

「さて、レッド君、これはクイズとしておこう。わし達がミュウを研究する上で、忘れてしまっていたことはなにか……、解答はジム戦の後に聞こうかの!」

 カツラがウインディに跨がり、「先に行っておるぞー!」と叫びながらジムへと駆けていく。レッドも慌ててピジョットを出して脚に捕まり、カツラとウインディを追いかけていった。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
439Res/432.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice