13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/07/14(月) 21:49:44.81 ID:IH8WMiYp0
――加賀提督執務室――
「向こうの鎮守府は平和そうね」
加賀は携帯の画面を、元同僚たちのツイートを見ながら愚痴を漏らす。
そしてその場にいた少女がその小さな呟きを拾う。
「お言葉ですが司令、全体から見た貢献度ではあちらの方がだいぶ上かと」
「そうね不知火」
加賀はそれを短く肯定する。
だいぶ、ね――加賀は内心で呟く。
実際は彼女の鎮守府と彼の鎮守府では天と地ほど差が開いている。
累計の戦果も、味方への支援の数も、艦隊全体の練度も、何を取っても劣っている。
「何と表現するべきか――そう、余裕があるというのは羨ましいってところかしら」
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