過去ログ - 続・スーパーカンタイロンパ2 -さよなら絶望鎮守府-
1- 20
890: ◆jPpg5.obl6[saga]
2014/11/01(土) 22:21:17.47 ID:u09xgYeC0
怒っているような雰囲気を見た後、吹雪の頭痛のリズムがかすかに変わる。

龍田「そんなの参加しませんからね〜。って言うか殺すぞ」

モノクマ「ん?」

怒声を上げる少女はさっきまで保健室に居た吹雪とは大違いの顔をしていた。

吹雪(龍田サンってこんな人でしたっけ?いや・・・違う。確かにそんな感じだけど・・・)

              
吹雪(でも・・・あれ・・・?彼女は龍田サンだっけ・・・?)


吹雪(って!何考えているんですか。私は・・・気でも狂ってしまったのでしょうか・・・)

モノクマ「なんと!軍法会議に参加しないですと!裁判員制度でも「やりたくない」はやめてもいい理由にはなりませんぞッ!」

モノクマ「そう言うこと言うと・・・罰が下るよ!」

龍田「罰?訳分らないことほざくわねー」

モノクマ「暗い牢屋に閉じ込めたり・・・キモオタに死ぬまで犯されたりしちゃうかもね!」

吹雪(違う)

違和感はモノクマに向いていた。

吹雪(彼女たちは・・・「彼ら」はそんな生優しくは・・・)

頭の中でフラッシュバックした光景で最初は何かの集会をしているようだ。

かなりの熱気と漂う絶望。

やがて明るいのは燃え盛る炎であり、歓声は悲鳴で、赤い物は血であった。また、艦娘を中心に爆発している光景も浮かんだ。


絶望。


鎮守府から全国へ。世界へ。学園も同様だったらしい。世界中のあらゆる場所で殺戮と破壊が行われている映像が次々と蘇る。

吹雪(この映像・・・)

吹雪(・・・彼ら・・・は誰・・・?彼らは・・・)

記憶の中で暴れ回るモノクマのマスクを被った人達。

奪うものは命、金、家族、プライド、過去、未来そして・・・希望。

それでも足りないのか艦娘らしきものからも奪おうとするも逆のことをされてしまった。


龍田「兎にも角にも参加はしません」

モノクマ「目の前の暴力に正直・・・ブルってるぜ。け、けどなぁ・・・!ボクは悪には屈しないよ!どうしても通りたくば・・・ボクを倒してからにしろーーーーッ!」

モノクマは見下ろす少女に向かってトテトテと可愛らしく歩き出す。が、あっさりと少女は踏み潰した。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
950Res/761.02 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice