過去ログ - 朝比奈「白雪姫って、知ってます?」キョン(困ったらキスをしろってことだな)
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/07/15(火) 03:22:23.02 ID:dqKqYLc70
「何も変化しない観察対象に、あたしはもう飽き飽きしてるのね。だから……」

キョロキョロするのに気を取られて、俺はあやうく朝倉の言うことを聞き漏らすところだった。

「あなたを殺して涼宮ハルヒの出方を見る」

惚けているヒマはなかった。後ろ手に隠されていた朝倉の右手が一閃、さっきまで俺の首があった空間を鈍い金属光が薙いだ。

猫を膝に抱いて背中を撫でているような笑顔で、朝倉は右手のナイフを振りかざした。
軍隊に採用されていそうな恐ろしげなナイフだ。

俺が最初の一撃をかわせたのはほとんど僥倖だ。

なぜか朝倉は追ってこない。

……いや、待て。この状況は何だ? なんで俺が朝倉にナイフを突きつけられねばならんのか。
そうかこれは夢だ!胸が三割増しだった朝比奈さんが言っていたのは、この事態に違いない。

朝倉は左手に持ったナイフの背で肩を叩いた。



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