58: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/22(火) 01:20:45.80 ID:eOOBDl4/o
一本は予定通り腕で防いだけれど、もう一本が肩に深々と突き刺さった。
彼女が素早く手を放すと、矢は爆発して私の肉と血をはじけ飛ばす。
よろめきながら私は「ほむら」から距離を取り、
半身の姿勢で、首をひねって背後から矢を撃った者を確認する。
後ろには、さっき私がソウルジェムを砕いた「暁美ほむら」が私服姿で弓を構え立っていた。
前方の暁美ほむらは、じりじりと距離を詰めてきているけれど、まだ攻撃をしかける気はないらしい。
だから私は背後の彼女を注視し続ける。
するとゲホ、ゴホ、と咳き込んで、口から新たなソウルジェムを吐き出した後、
彼女は瞬時に魔法少女に変身した。
それが終わるが否や、前と後ろ、二人同時に私めがけ飛びかかって来る……。
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