過去ログ - ほむら「わたし」
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79: ◆2DegdJBwqI[saga]
2014/07/28(月) 21:45:28.06 ID:+4t1wRMgo

 巴さんは厳しい目で私を見ていた。

 ダメって言われるかな、って一瞬思って、多分言われないはずと仮定を取り消す。

 巴さんは、私自身の在り方は私が決めるよう口を酸っぱくして言っていた。

 自分の意見として助言をすることはあっても、あからさまにダメだなんてことは言うはずがない。

「魔法少女の戦いで死ぬか消滅するかして、ご両親を悲しませる覚悟があるってことね?」

 思ってた通り巴さんはダメ、ということは言わなかった。

 ただ、私が予想していた以上に彼女の言葉は、私を重く押しつぶそうとしてきた。

「覚悟はあります。あるつもりです。
だって、せっかく両親が手塩にかけても守ってくれたか弱い命を、後悔が残る形でだらだら使いたくない。
納得できる形で使いたいんです」


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