187: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:40:39.80 ID:IQ7B33obo
魅音「あたし……あたしは……」
不器用でも構わない。あたしは、あたしに出来るように言葉にする。
魅音「圭ちゃんとは、ひとつ歳が離れてて……来年には、雛見沢分校を卒業して、高校に進学しちゃう身なんだよね。だから、ずっと圭ちゃんの隣にいることは、出来ないけど……。
188: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:42:22.98 ID:IQ7B33obo
圭一「―――………ああ、勿論だ。俺は、魅音の事を絶対に忘れない」
その言葉と同時に、圭ちゃんはリストバンドをあたしに受け渡してくれた。
圭一「俺の隣は魅音の居場所だし、魅音の隣は俺の居場所だ。―――そういうことで、いいな?」
189: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:43:31.10 ID:IQ7B33obo
ああ、なんだろう。
190: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:45:21.16 ID:IQ7B33obo
『恋難し・終幕』
圭ちゃんと、今度はしっかりと手を繋いで、日の落ちていく様子を眺めながら雛見沢の田舎道を歩く。
あれから、然したる会話もなくただ流されるように二人並んで歩いていた。
191: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:47:34.75 ID:IQ7B33obo
詩音「はろろーん、お二人さん♪」
園崎の屋敷の前に到着すると、満面の笑みを浮かべた詩音が出迎えてくれた。
詩音「その様子は、どうやらうまく行ったみたいですね?」
192: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:49:16.73 ID:IQ7B33obo
魅音「たはは……まぁ、一応、そういうことだから。な、なんか、気恥ずかしいね、全く!」
照れ隠しに笑いながら、みんなに改めて報告する。
圭一「えーっと、だな。改めて、魅音の隣にいることにしたから、今後ともよろしくお願い、します」
193: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:50:53.36 ID:IQ7B33obo
とまぁ、そんなわけで、あたしと圭ちゃんは付き合う事になった。
今後、二人で少しずつ、付き合うっていうことがどういうことなのかを、模索していくことになるだろう。
それがとても楽しみで、ちょっとだけ不安もあって。
194: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/08/28(木) 15:55:40.52 ID:IQ7B33obo
以上、「ひぐらしのなく頃に 恋難し編」はこれにて終了となります
これを執筆中、全部で三部作にしてやろうとか、色々考えていたりするんですが、今後どういう感じで投下するか悩み中です
タイトルは
ひぐらしのなく頃に 夢
195:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/28(木) 16:12:00.81 ID:pZ4Uzj8cO
話がつながってるならこのスレで続けていいんでね
196:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/28(木) 16:19:42.82 ID:Y9tAQQz6o
面白かった
続きも期待
詩音の方もどうなるか気になる
197:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/28(木) 20:25:48.44 ID:gYA6ngvnO
どういう内容かわからんが、背中の鬼に悩むミオンはぜひ読みたいと思った。
乙ですた
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