86: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:15:35.06 ID:M+Kf+DJgo
圭一「それに、今日は俺が魅音に付き合うって約束したしな。ここに来たのは俺の提案だし、悟史にこれ以上変なプレッシャー掛けるのも悪いしな」
魅音「っ……ふーん、圭ちゃんも色々考えてるんだね」
色々理由を並べられたが、その中でも「魅音に付き合う」っていう理由に少しだけやられた。
87: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:17:33.72 ID:M+Kf+DJgo
Side-詩音
圭ちゃんにばれてしまった為、尾行の継続を断念したあたしは、圭ちゃんに今日の試合の事を伝えてからひと足先に興宮小学校のグラウンドへ来ていた。
まあ、私に出来る事はひと通りやっておいたはずだし、あとはお二人水入らずにしてあげてもバチは当たりませんよね。
88: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:18:39.72 ID:M+Kf+DJgo
レナ「圭一くんと魅ぃちゃんにも電話してみたんだけど、二人とも今日はお出掛けしてて家にはいなかったんだ。残念だなぁ、みんなで応援したかったんだけど」
詩音「ああ、お姉なら……」
言い掛けて、止める。
89: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:21:06.41 ID:M+Kf+DJgo
レナ「え……で、デート?圭一くんと魅ぃちゃんが?」
詩音「そうです。まあ、デートは少し言い過ぎかもしれませんけど、二人でお出かけしているのは本当です」
レナ「ふ、ふーん……そうなんだ……」
90: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:22:33.85 ID:M+Kf+DJgo
ここで、沙都子が少し意地の悪い笑みを浮かべた。
沙都子「そういう詩音さんはどうなんですの?」
詩音「えっ、私ですか?」
91: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:24:34.77 ID:M+Kf+DJgo
詩音「あ、あったりまえじゃないですか!と言うか沙都子!私のことはねーねーと呼びなさいと前にも言ったはずですが!?」
沙都子「それはごめんあそばせ。にーにーが帰って来てからと言うものの、詩音さんはなんだか意気消沈してしまわれたような気がしていたものですから、本当にその気があるのかと疑問に思ったんでございましてよ」
い、言ってくれるねこのお子様は……!
92: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:26:15.67 ID:M+Kf+DJgo
梨花「更に、こんなところにはハチマキまであるのです。昨日の夜、沙都子が悟史の為にと一生懸命作っていたのですよ」
沙都子「ちょっ、梨花ぁ!それは言わない約束だったはずですわよ!?」
梨花「でも、沙都子は困っていたのです。せっかく作った応援旗が、ちょっと気合いを入れ過ぎたせいで自分では振る事が出来ない大きさであることを失念していたのです。
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/07/29(火) 02:28:26.08 ID:3u4YD/vto
詩音好きだからちょっと嬉しい
94: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:28:46.97 ID:M+Kf+DJgo
――――――
悟史「えっと……」
詩音「悟史くん!今日は頑張ってくださいね!!私、一生懸命応援しますので!!」
95: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:31:25.61 ID:M+Kf+DJgo
詩音「大丈夫です!悟史くんならやってくれるって、私信じてますから!」
悟史「ものすごいプレッシャーをありがとう、詩音……」
この面々に圭ちゃんとお姉がいないことに突っ込む気力もないようだった。
96: ◆/ZP6hGuc9o[saga]
2014/07/29(火) 02:32:41.88 ID:M+Kf+DJgo
――――――
詩音「ファイトー!!雛見沢ファイターズっ!!」
レナ「一時はどうなるかと思ったけど、ちゃんと旗を振ってくれる人が現れて良かったね、沙都子ちゃん!」
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