過去ログ - 上条・士道「「とある緋弾のソードアート・ライブ」」キリト・キンジ「「その1」」
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46: ◆3LA52.EM5g[saga]
2014/07/27(日) 22:09:17.53 ID:AxlDLkZy0
レキ「………!」

キンジ「……まさか」

 物騒な言葉に思わず絶句する2人。
 にわかには信じがたい話である。

アリア「依頼主も最初はただの噂だと思ってたらしいわ──けど、火の無い所に煙は立たないって言うし、調べてみたらしいわ。そしたら──」

理子「ここ数年、社長と一部の上層部、そして学園都市支部が極秘のプロジェクトを行っていることが判ったんだって〜」

白雪「並河製薬会社は一つ一つの部署が独立した形で、特に研究・開発部は社長自ら指揮をとっているんだって。今回の依頼主は営業部の専務だから開発についてはあまり知らないらしいの」

キンジ「専務すら知らないプロジェクトか……けど極秘プロジェクトがあるってだけじゃ生物兵器を作っているって理由にはほど遠いぞ」

アリア「そこで問題になるのが支部があるのが学園都市ってことなのよ」

 学園都市。その都市の名前はキンジでも知っている。様々な教育機関が集まった科学の街である。確か東京武偵校の最大スポンサーだったはずだ。

アリア「学園都市。東京西部の多摩地域に位置し、東京都のほか神奈川県・埼玉県・山梨県に面する完全な円形の都市。総面積は東京都の3分の1を占める広さを持つ。総人口は約230万人で、その8割は学生というまさに学生の街よ」

 手元にある資料を読みあげるアリア。

アリア「学園都市の内と外じゃ科学技術に2、30年の隔たりがあるって話よ。それに、あの街のセキュリティーはそこらの研究機関とは比べ物にならないわ」

理子「並河製薬会社の社長さんはそこに独自の研究施設を持っているんだけどね。その研究施設、学園都市外との連絡手段が月1の製品出荷のトラックだけなんだって〜。並河製薬会社は学園都市にて薬の販売が認められてるわけでも無いし、セキュリティーは確かに凄い科学技術も進歩してるけど、逆に言えば製品の出荷がしにくいあの街に社員にも隠すようにして作られた謎の施設!理子には怪しい匂いがプンプンしてならないんだよねー」

 言われてみれば、確かに怪しい。


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