4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/24(木) 14:12:07.23 ID:9uLTT2Jd0
我慢比べ――と、キミも思っていたのかは分からない。
お互いに、2杯目のグラスを少し進めたところで、ようやくキミは切り出してくれた。
「私は――」
私と善澤君は、あえて視線を向けることなく、黙って耳だけを貸す。
「――貴様にだけは負けるまいと、いつも思っていた。
なぜそう思うようになったのか、今日のフェスが終わった後、考えていたのだが――」
トンッ、とグラスを置き、中の氷がカランと響く音が聞こえた。
「貴様らにも、過去の記憶を紐解くのに協力する義務がある。
無論、セレブな私は記憶力も完璧であるから、貴様らは黙って頷いていれば良い」
回りくどいなぁ――要するに、昔話をしたいというわけか。
今日のフェスを受け、ということは、キミも我が765プロの力を認めてくれたのだろう。
そして、なぜ今になって自身の行いを振り返りたいと思ったのか――。
今夜は、なかなか面白い話が聞けそうだ。
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