46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/02(土) 20:19:45.14 ID:SluoaBc3o
もう卒業ですね、と言いながら彼女は彼の左隣、
いつもの位置に腰掛けた。
「あっという間な気がします」
そうだな、と彼は答えた。
「やり残したことだらけです」
これには彼は答えなかった。
彼女とは違って、自分の意志でやろうとしたことなんて
彼には殆ど何もなかったから。
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