20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/04(月) 22:24:03.18 ID:vf2iimTAO
父「どうした。藪から過ぎて二人が固まってしまったじゃないか」
女父「そんな突拍子もないかぁ? ちゃんと許嫁として話して、今まで家族ぐるみでお付き合いしてだなぁ…」
父「…ふぅ、男、女ちゃんと部屋に行きなさい。少々介抱が必要そうだからな」
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2014/08/04(月) 22:33:08.43 ID:vf2iimTAO
部屋で二人きりになったからといって、別段することはない。
許嫁と言っても、親が決めたことで、今時代じゃ意志はあくまで当人達にある。
おじさんに悪い印象はない、ただこういう時が面倒で仕方がなかった。
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/04(月) 22:46:46.83 ID:vf2iimTAO
女「男は、許嫁の話をどう思っているんだ?」
男「まさか、お前の口からそんな言葉が出るとはな」
女「そんなことはどうでもいい、質問に答えろ」
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2014/08/04(月) 22:51:51.60 ID:vf2iimTAO
女のことは、と聞かれれば弱る。少なくとも女は美女のカテゴリには入る。喋らなければ、街ゆく男が少なくとも一人は振り返るだろう。
そんな人間と許嫁となれば、心も弾むだろう。しかし、俺はこの生真面目な性格が得意ではなく、剣道で立ちふさがる壁である以上、そんな目で見る余裕はない。
そういうことで、俺もうつつ抜かす余裕はまったくない。
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/04(月) 23:01:30.03 ID:vf2iimTAO
女「そうか」
男「お前はどうなんだ?」
思春期の男らしく、聞き出してみる。
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/04(月) 23:06:23.77 ID:vf2iimTAO
女「なぁ、男」
男「なんだ?」
女「望まないのであれば、父にはっきりといってやって欲しい」
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2014/08/04(月) 23:24:49.82 ID:vf2iimTAO
男友「…いや、なんでそんな話の相談を俺にした」
男「肝心な親父が講演の手伝いに行ったからな」
男友「正直好きにすればとしか、こっちはさ、言えないだろ」
27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 00:19:55.72 ID:mOgxVG0AO
男友「女のことは、好きなのか嫌いなのかってことさ」
男「そうだな、なんというか苦手意識はある。しかし、好きか嫌いかは…わからない」
男友「ふ〜ん。好きでも嫌いでもないのか」
28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 00:28:30.20 ID:mOgxVG0AO
男友「そうだな、女が何好きとか、知らないのか?」
男「これといってないな」
男友「じゃあ女が嫌いなことは?」
29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 00:30:49.72 ID:mOgxVG0AO
さて、少しネタまとめるから小休止。
まだ読んでくれてる人はいるんかねぇ。
30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 02:05:40.25 ID:mOgxVG0AO
さて、やるかぁ
眠くなったら本日分終了です
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