過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/05(火) 23:22:12.00 ID:vzjGqzt60
百合、エロ、書きためなし
やんちゃな女子中学生と隣の真面目なお姉さんの話
平日の昼間に冷房をガンガンにかけて、冷たいウーロン茶を片手に私は自室の勉強机に座らされていた。
かったるい。それでも、学校へ行くよりはマシだった。
「ちーちゃん、できたら、言ってね?」
今時、家庭教師だなんて。
「はいはい……」
「はいは一回でいいんだよ?」
「生意気……」
ぼそりと私は言った。
「ひどいなあ……」
ごもっともだ。自分でも口が悪いと思っている。
自分で分かってるから、まだいいじゃんか。
それにしても、この人は相変わらず一度も怒ったり叱ったりしない。
この人――隣の家のお姉さんは。
「伊藤さん、大学に彼氏とかいないの?」
「き、急になあに?」
「だって、平日の昼間に学校サボるバカ中学生の相手するなんて、よっぽど暇か、馬鹿かどっちかじゃん」
「自分で馬鹿って言わないの……もお、それより休憩もうすぐ挟むから頑張ろう? ね」
「……真面目だよね」
「真面目だもん」
「学校行けば、すぐに保健室か職員室に連行される私とは違うわ」
「それは、髪の毛の色が茶色いからじゃないのかな」
「染まったもんは仕方ないし」
伊藤さんは困ったように笑った。
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