過去ログ - 昼下がりの女子中学生 百合ver
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72:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 20:30:43.60 ID:hxj0TQd00
トイレが急に静まり返る。
それから、水音が聞こえた。
音がイメージへと変わる前に、私の携帯が鳴動した。

(やばッ……)
以下略



73:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 20:46:13.01 ID:hxj0TQd00
「むう……」

「早く、帰ろ? 伊藤さん」

「あ、うん」
以下略



74:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 20:53:01.82 ID:hxj0TQd00
ソファーに顔から突っ込む。久しぶりの学校だったためか、少し疲れた。
そう言えば、伊藤さんウイッグのこと何にも言ってくれなかったな。
学校のことも。

(当たり前じゃん……親じゃないんだから)
以下略



75:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 21:22:49.01 ID:hxj0TQd00
そうだ。この間、教わったアイスコーヒーを作ろう。
後は、デザートを買って、だべってもいいし、映画を見るのもいい。私は制服を着替えて買い物に出かけた。
いつも、我がままばかりだから少しくらいこちらがもてなしたって変じゃない。

近所のスーパーでロールケーキを見繕って、無駄にウキウキしながら私は伊藤さんを待った。
以下略



76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 21:31:40.34 ID:hxj0TQd00
「何か手伝おっか?」

「冷蔵庫にロールケーキあるからお皿に出して」

「ええ? なんで、そんなにもてなしてくれるの? 罠?」
以下略



77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 21:42:31.85 ID:hxj0TQd00
用意が揃った所で、今やっている映画を確認する。

「飲んでいい?」

「どーぞ」
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 21:53:19.39 ID:hxj0TQd00
「でもさ、やっぱり思ったんだけど頭暑くて痒い」

「あ、やっぱり」

「やっぱりって」
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 22:06:24.84 ID:hxj0TQd00
「伊藤さんはさ、うちの親に頼まれたから一緒にいるの?」

「やっぱり一人娘が心配な親心、少し分かるし」

「余計なお世話だし」
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 22:20:22.05 ID:hxj0TQd00
「私は……別に寂しくは」

脳裏に浮かべた人達を自分の隣に並べてみる。
あの人、この人。そんなの決まってる。

以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 22:21:15.97 ID:hxj0TQd00
ちょっと抜けます。


82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 23:20:43.31 ID:hxj0TQd00
「顎が刺さってる」

「うりうり」

痛い。
以下略



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