過去ログ - ダンガンライブ! 希望の学園と絶望のスクールアイドル
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/08/08(金) 00:42:36.39 ID:h8tIGj4X0
「とにかく、体育館に行ってみましょ。そこでネタバラシがある筈にこ」

 そう言い、にこは希の腕を引く。そのまま、先程当たりをつけた方向に行こうとした途端、逆に希に引っ張り返される。

「ちょ、ちょっと待ちい、にこっち」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 00:46:03.94 ID:h8tIGj4X0
>>10
すいません、sage付けました


13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 01:03:27.43 ID:h8tIGj4X0
 目を白黒させるにこに、希は呆れたように一枚の紙切れを見せる。

「にこっち、これ見いへんかったん?」

 紙切れには、黒板と同じ人物が書いたのであろう、ミミズがのたくるような汚い字で希望ヶ峰学園入学おめでとうございます! との見出しが躍っていた。そのすぐ下には、恐らくはこの学園の地図であろう、天井から輪切りにしたように、それぞれの部屋の配置が書かれている。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/08(金) 01:21:23.06 ID:U73vgAB5o
sageじゃなくてsagaな
NGワード回避に


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/08(金) 01:23:08.19 ID:h8tIGj4X0
 いくつかの封鎖された教室――その中には保健室もあったが――を過ぎると、体育館への扉がようやく見えてきた。

 地図上では若干狭く見えるこの学園だが、その実とにかく広い。体育館までは少しの距離しかないだろうとタカをくくっていたにこも、十分も経てばこの学園の異様な広さに気付かされることになった。

 広いだけではなく、窓やあちらこちらに鉄板が打ち付けられているせいで、全体的に暗い雰囲気が漂っており薄気味が悪い。希は気にしていないようであったが、この廊下を一人で歩くのは勇気がいるなとにこは思った。
以下略



16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 01:24:26.71 ID:h8tIGj4X0
>>14
ありがとうございます、付け直しました


17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 01:54:30.98 ID:h8tIGj4X0
「二人とも全然来ないから、皆本当に心配してたんですよー」

 花陽が言う。彼女はやや心配性の気があり、心配性というより心配症と言っても過言ではない程に、何かにつけ困ったり心配していたりするが、今はその気遣いがありがたい。

「皆はいつ頃からここに居ったん?」
以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:07:55.82 ID:h8tIGj4X0
 しかし、だ。

 体育館にて仲間たちと会うことが出来た。そこまではいい。問題は、ここに何があるかだ。

 体育館に居た面子の様子は、各々困惑はあれど体育館で何かあったようには思えない。しかし、あれほどあからさまに体育館に誘導していた相手が、ことここに至って何もしてこない筈がないのだ。全員が揃うまで何もしていないだけなら、そろそろ何か行動を起こしてくる筈である。
以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:23:28.51 ID:h8tIGj4X0
「何にゃこのぬいぐるみ!」

 驚き半分、呆れ半分といった声色で凛が叫ぶ。何が出てくるかと身構えていたら、ぬいぐるみが出てきたのだ。ついついそう叫んでしまうのも、仕方ないことであろう。

「僕はぬいぐるみじゃないやい!」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 02:38:42.54 ID:h8tIGj4X0
「オマエラ、まずは希望ヶ峰学園に入学おめでとうございます!」

「入学……ですか? 私たちは音乃木坂学園の生徒なのですが」

「今年から、超高校級だけではなく超スクールアイドル級の生徒も入学させることになったのです! オマエラμ'sはその第一期生として選ばれたんだよ」
以下略



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