過去ログ - ダンガンライブ! 希望の学園と絶望のスクールアイドル
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/08(金) 03:26:03.48 ID:h8tIGj4X0
「仲間の誰かを殺したクロは、って……」

 ざわざわと、辺りから困惑と恐怖の入り混じったざわめきが起きる。共同生活、コロシアイ学園生活、処刑と非日常なワードがざっと見ただけでいくつも散見される。

「こ、コロシアイ!? 意味分かんない!」
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/08(金) 03:32:13.37 ID:h8tIGj4X0
「殴殺刺殺撲殺斬殺焼殺圧殺絞殺惨殺呪殺……殺し方は問いません」
「誰かを殺した生徒だけがここから出られる」
「それだけの簡単なルールです」
「ではオマエラ」

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/08(金) 03:34:13.80 ID:h8tIGj4X0
読んでいただきありがとうございます。
次回更新日は八月中を予定しております。
お疲れ様でした。


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/08/08(金) 08:14:22.80 ID:TICqanPZ0
ラスボスはまさかのm……あれ、なんか画面qあ


28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/11(月) 14:40:25.71 ID:2IOiRHKpO
>>1です
明日の昼頃から更新再開します


29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]
2014/08/11(月) 18:20:09.93 ID:cU0moRtcO
了解、楽しみにしてる


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/12(火) 12:18:43.67 ID:abRPRMlY0
 現代日本において、命の危機に直面したことのある人間は少ないように思える。車に轢かれかけたり、道に鉄骨が落ちてきたりといった場面は創作物の世界においては日常茶飯事であり、現実でもそういった状況に陥った人間もいるかもしれないが、それを加味してもやはり絶対数は少ないように思える。

 ましてや、他人に命を奪われそうになる経験など、尚更無いだろう。にこもこの学園に来るまでは、そのような事態に遭遇したこともなければ、これからも遭遇することはないと思っていた。

 しかし運命の悪戯か神様の気紛れか、現実の話としてにこはこの、世にも悍ましきコロシアイ学園生活を営む希望ヶ峰学園にこうして存在している。青空さえ見ることの出来ない、閉鎖された学園にこうして立っている。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 12:20:02.46 ID:abRPRMlY0





以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/12(火) 12:20:44.14 ID:abRPRMlY0





以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/12(火) 12:41:38.06 ID:abRPRMlY0
 モノクマが消えた後も、体育館には絶えず嗚咽が響いていた。

 一際大きく泣いているのは花陽で、可愛らしい顔が涙と鼻水でコーティングされつつあるのも気にすることなく、顔をぐしゃぐしゃに顰めている。そんな花陽を、気丈にも悲しんでいる素振りすら見せずに凛と真姫が慰めている。しかし、花陽は話を聞ける程余裕もないのか、えぐえぐと潰れた蟾蜍のような声を出し続けている。

 先程モノクマに突っかかっていたことりも、恐怖が込み上げてきたのか大粒の涙を流しており、穂乃果と海未が肩を貸している。個室に連れて行くつもりか、使いにくそうに片手で電子生徒手帳を操作する海未の姿に、年下ながら先輩に一人は欲しいタイプの人間だとにこは改めて思う。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/12(火) 13:16:30.56 ID:abRPRMlY0
「元気付けようと思っただけよ」

「穂乃果、個室の位置が分かりました。連れて行って休ませてあげましょう」

 そんなにこの言葉は、海未の発言に雑音として掻き消される。今はだだ滑りしたにこにこにーよりも、泣いていることりの方が重要視される局面なので、それもいた仕方ないことなのだが。
以下略



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