過去ログ - 【オリジナル】SPECIAL district No.10
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/11(月) 11:38:13.34 ID:kTvJNnkQ0


恐ろしく難儀なことだと、彼は素直にそう思った。


こんな小さな体で、そんな欲求を日々押さえつけいるのかと思うとゾッとする。


誰も望んだわけでもないのだが

彼女だって


ミユリ「このあいだ、下校途中に同じクラスの子が……男の人にからまれてて…それで」


瀬箕「…………」


ミユリ「誘拐、されそうだったから……気がついたら筆入れからボールペンをだしてて、その人のノドに…」


瀬箕「…………」


それ以上、彼女は言葉を続けられなかった。
そこが限界だった。


だが幸いにも、この近所でボールペンがノドに刺さって死んだ人間のことは聞いてない


きっと他所の方で内々に処理したのだろうと、
彼はとりあえずそう思うことにした。


ミユリ「…………うぅ」


しかし人の口に蓋はできない、

噂はどこからか伝播して彼女は学校で孤立してしまっているのだろう


危ない奴だとか、気狂いだとか
周囲から距離を置かれて一人、教師だって手に余るはずだ




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