過去ログ - 絵里「その花の色は海のよう」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:10:11.96 ID:PqSllGERo

 茶色のくすんだプランターには
 ひらがな混じりの幼い文字で学年と名前、
 まだ少し濡れた土からは
 緑色の太い茎が青空を撃ち抜くいきおいで伸びていて、
以下略



43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:12:52.33 ID:PqSllGERo

 海未は私のファンの話をした。
 海未は私が壇上でのスピーチを終えて
 解散した後に聞こえた「かっこいい生徒会長さん」の噂について聞かせた。

以下略



44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:15:32.80 ID:PqSllGERo

「私は『絵里を知っている』と言ったんです。
 遠くから見えた姿も、いまここにいるあなたのことも」

 そんなあなたのことを支えたいと、海未は私に言った。
以下略



45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:18:13.24 ID:PqSllGERo

「……海未に支えられるの? 私、結構重いわよ?」

「大丈夫です。
 それなりに鍛えてますから」
以下略



46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:20:53.77 ID:PqSllGERo

 やっちゃった。
 愛、なんて聞き慣れない言葉を使ったのがまずかった。

 たぶん、
以下略



47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:23:34.18 ID:PqSllGERo

  ◆  ◆  ◆

 結局、十分遅刻した。
 どこが近道なのよ、って言うけど結局私のせいだった。
以下略



48:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/10(日) 17:26:14.60 ID:PqSllGERo

 さらに罰ゲームは終わらなかった。
 それから一週間くらい、毎晩ひどい夢にうなされたのだ。

 私の伸ばした足、
以下略



49:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/10(日) 17:47:15.13 ID:ZWueA4bG0



50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/10(日) 18:03:27.43 ID:fNcgAd+po



51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/10(日) 21:20:35.63 ID:CE6SzlJKO

すごくいいと思う


52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/10(日) 22:12:08.94 ID:AyTITC5MO

夏に相応しい清涼感のあるSSだ


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