過去ログ - 八幡「やはり俺のアイドルプロデュースはまちがっている。」凛「ぼーなすとらっく!」
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881: ◆iX3BLKpVR6[saga]
2015/05/11(月) 00:35:35.85 ID:BguSUa0P0

八幡「やべぇな……一発殴られるくらいは覚悟しといた方がいいか」



だ、大丈夫だ。普段平塚先生のおかげで少なからず耐性は出来ているはず。もしもの時は応戦もやぶさかではない。俺にはサブカルで培った脳内格闘知識があるからな。脳内梁山泊に脳内勇次郎がついてるし、夜叉の構えから左手回して8時の方角で……



八幡「ん?」



ふと、視線を感じる。

最初は凛が戻ってきたのかと思ったが、見渡してみても姿は見えない。それどころか人の影も無い。
はて、ただの気のせいかしらと、そう思った時だった。



八幡「……お前か」



わんっ、という比較的小さな呼びかけに振り向いてみれば、その正体はすぐに分かった。

凛が入っていった家の方から、たったかと駆け寄ってくる一匹の犬。
パッと見はヨークシャーテリアかと思ったが、それにしては少し身体が長いな。ミックスか? しかし、小型犬ならではのこのトコトコ歩く感じはなんとも可愛らしい。



八幡「もしかしなくても、お前がハナコか?」



寄って来たワンコの頭を撫でながら訊いてみると、また一回わんっ、と小さく吠えた。当たりみたいだな。まぁ他に飼ってるとも聞かなかったし。



八幡「…………」 なでなで



撫でる毎に、くぅーんと気持ち良さそうに身をよじるハナコ。
ふむ。こう素直で従順な所を見せられると何とも愛らしく見えてくるな。全然敵対心を感じない。猫を飼っている俺でも、やはり犬は可愛いもんだ。あ、でもウサギ派になったんだっけ俺。



八幡「しかし、やけに懐いてくれるな。初対面だろ俺ら」




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