過去ログ - にこ「私は淫らな百合の姫よ」
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80: ◆XYDRcaP7SiPh[saga]
2014/08/19(火) 21:08:27.14 ID:jYWr6df2o
その隙を海未は見逃さなかった。

にこのほうへと向き直り、おもむろに首に手をかける。

「ごめんなさい、にこ…!!」

体制を立て直そうとしているにこの首を掴み、馬乗りになる。

そして出来る限りの力を込め、頚動脈を締め付けた。

にこも抵抗を見せるが、元々の体格の差も手伝って海未を突き飛ばすことは出来なかった。

首に掛けられた手を掴み必死にもがくも、その力は次第に弱くなってゆく。

やがて−

「…はぁ」

海未は深いため息をつき、にこの首から手を離す。

そしてにこが呼吸をしていることを確認し、安堵すると一人思考を巡らせるのであった。

後に下着姿のまま胸を露にしていることに気がつき、恥ずかしさのあまり思考を停止させるのではあるが。


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