過去ログ - 【艦これ】春雨Lv1、出撃します
↓ 1- 覧 板 20
1: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:18:43.66 ID:Yty4ocay0
※初投稿です、生暖かい目でお願いします
※地の文をだらだら書いていく形式です
※R-15くらいの内容です
SSWiki : ss.vip2ch.com
2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 01:19:35.03 ID:pi5qHhQNo
ほう?
3: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:19:48.28 ID:Yty4ocay0
「以上だ」
整列した駆逐艦達の前で提督は数名の名前を読み上げると、それ以上は何も告げる事なく
退室した。名前を呼ばれた駆逐艦娘は同じく名前を呼ばれた者同士で言葉を交わしながら
素早く動き出し、名前を呼ばれなかった者達は談笑したり欠伸を噛み殺したりしながらゆっくりと
自室へ戻る動きを取る。その中で春雨は立ちすくんでいた。
4: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:21:31.10 ID:Yty4ocay0
基本的に夜は自由だ。昼間に出撃していた艦娘や明日の出撃が決まっている艦娘が早めの就寝を
求められる以外は、飲み会でもお菓子パーティーでも、というのがこの鎮守府を預かる提督の
方針らしい。廊下を歩きながら耳に届く声を聞いた感じ、少し規律が緩いんじゃないかとも
思うが、同時に少し羨ましい。艦娘としてまだ何もできていない自分が混じるにはなんだか
抵抗があるそこに、いつか入っていけるだろうか。
5: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:23:22.56 ID:Yty4ocay0
思ったよりも広い室内、正面には割とイメージ通りの仕事用の机があり、向かって右側には
難しそうな本や分厚いファイルが詰まった本棚に、いくつかピンの刺さった地図。きっとこんな
感じだろうなと思っていたそのままの提督室が真ん中から右側にあって、しかし向かって左側、
「……ティーセット?」
それも部屋の雰囲気に全く似つかわしくない可愛らしい物が。
6: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:25:44.57 ID:Yty4ocay0
椅子にちょこんと座った春雨の前にティーカップが置かれる。自分がやりますと言ってみたが、
そもそも紅茶の入れ方を知らない春雨に何ができるわけでもなく、結局遥か目上の人にお茶を
入れさせるかたちになった春雨は、恐縮しながらもカップを傾けた。
「……苦い」
というか、濃い。同じく一口飲んだ提督も顔をしかめている。
7: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/08/19(火) 01:28:07.03 ID:Yty4ocay0
「春雨」
頭の上の方、春雨からは見えないところにある提督の口から、春雨の名を呼ぶ声がした。
「はい」
「お前、こんなことで俺がお前に出撃任務を下すと思ったのか?」
「……」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/19(火) 01:30:56.65 ID:l8f4VSyqo
文字詰めすぎ、読みづらい
170Res/122.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。