過去ログ - 【艦これ】春雨Lv1、出撃します
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153: ◆Cb7Sdmjf3Wkl[saga]
2014/12/09(火) 20:23:44.44 ID:8/K3Yuoh0
体の表面を熱さがつたう。

シャワーを浴びながら、春雨は先ほどの提督の言葉を思い返していた。

後で、大事な話がある、と。おふざけには聞こえなかった。

自分は、秘書艦を務めるようになったとはいえまだまだ見習いの域だ。艦隊や鎮守府に関する、
戦略、戦術的な大事な話であれば、それを聞かされるのは自分ではなくキャリアの長い戦艦の
艦娘だろう。

では、わざわざ自分に対しての「大事な話」とは何なのか。

「……」

心当たりがないわけではない。

初め、提督のもとに配属されたひよっこ同然だった駆逐艦春雨は、比較的安全な海域での護衛任務から
遠方や敵地を突っ切るような輸送任務、時には戦闘に従事して、めきめきと練度を上げていった。
上がって、上がりきった。

良く言えば最精鋭。悪く言えば頭打ち。

「はあ……」

カランをひねってお湯を止める。

「出撃機会が、減るんでしょうね」

優秀な艦娘はいくらいても困らない。これからは自分より、まだ伸び代のある艦娘が優先して
起用されるということだ。

寂しさを胸にしまいながら、春雨はシャワールームを後にした。



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