過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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254: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 03:45:10.28 ID:kpdyAUcAO
 憲兵隊の特殊工作戦車・ケニにサンドージュを積み込み、部下に後のことを任せた二人。
 これから彼はスガモ・プリズンのケンペイ収容施設に収監され、モータルに悪事を働けぬようカラテを簒奪されることになるだろう。

 インガオホー。そう呟いたマリダの眼差しは、彼ではなく夜空の砲口めいた月に向いていた。
 少女の果てた夢を追う、哀れな大人の女性の瞳。
 そんな彼女に見つめられた四国の月は、ショッギョ・ムッジョとその人生を嘆いたように見えた。

 直後、あきつ丸の懐に微振動が走る。
 携帯端末に浮かび上がる相手の名前に、あきつ丸の顔は驚愕に彩られた。


マリダ「……ドーモ、マリダです」

『ドーモ、マリダ=サン』

『スネークハンドです』

マリダ「…………」


 彼女は眠らない。

 戦うべき敵がいるかぎり。
 護るべき者がいるかぎり。


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