過去ログ - 叢雲「落ち着きが無いわね。大丈夫?」グラハム「私は我慢弱い」
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244: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:27:54.67 ID:kpdyAUcAO
>>237


叢雲「…………」

以下略



245: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:31:59.02 ID:kpdyAUcAO
叢雲「あんたも見ての通り、この日本において海軍は国防における絶対の支柱」

叢雲「それでも、それを快く思わない連中というのは数多くいるわ」

叢雲「一つは反国家・反海軍を掲げ、延長上で反鎮守府を唱える武装テロ勢力」
以下略



246: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:38:19.76 ID:kpdyAUcAO
グラハム「……世界中に半鎖国を強いるほどの深海棲艦を軽視、だと? 楽観視にも限度がある」

叢雲「奴らは自分達の巣である【泊地】を持つわ」

叢雲「その【泊地】から離れ過ぎない勢力展開を行う奴らに対しては、水際での対処と泊地形成直後の奇襲が基本だと判明した時期でもある」
以下略



247: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:39:21.73 ID:kpdyAUcAO


 そう、それが憲兵隊所属の対艦娘陸戦カラテ制圧超人部隊。
 【ケンペイ】である。

以下略



248: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:46:51.52 ID:kpdyAUcAO
 そう、ケンペイという存在を恐ろしいものだと語る人は少なくない。
 かつての世界を取り巻いていた腐敗と狂信の手先だったと知る者は、怒りと共に彼らを睨みつけるだろう。
 私でも知っている、あの忌まわしい【第二次太平洋征伐】を経て凋落したにも関わらず、人粋派の根底は何も変わらなかったのだ。
 彼らに向けられる視線が鋭くなるのは、必然といえるだろう。

以下略



249: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:49:07.56 ID:kpdyAUcAO
グラハム「感謝する、叢雲。気を遣わせてしまったようだ」

叢雲「貸しにしとくわ。出世払いで返して頂戴」


以下略



250: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 02:52:24.67 ID:kpdyAUcAO
叢雲「分からないわ。私はその子のことを何も知らないもの、憶測で感情を乱すほど愚かではないつもりよ」

叢雲「ただ……それがどうあろうとも、再び相対したその時は」

叢雲「司令官、あなたには提督として相応しい状況判断を求めるわ」
以下略



251: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 03:00:22.08 ID:kpdyAUcAO
――昨晩、ホンシ・ハイウェイ――



マリダ「ドーモ、はじめまして。憲兵隊のマリダです」
以下略



252: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 03:04:58.96 ID:kpdyAUcAO
 ゴウランガ! マリダはスパイダー・ウェブに片手でトンボめいて円回転を付与!
 右手にのみそれを巻きつけ、全身拘束を無力化していたのだ!
 蜘蛛の糸の軽さが招いた戦術的弱点を、状況判断により瞬時に利用!
 勝利を確信したサンドージュの鳩尾に、カウンターのポン・パンチを浴びせたのだ! ワザマエ!

以下略



253: ◆WHzNz9zb1A[sage]
2015/08/04(火) 03:16:08.60 ID:kpdyAUcAO
 あきつ丸の探照灯の調節弱光に照らされたマリダのメンポには、まるで金属のような鈍い光沢と【憲】【兵】の威圧的な二文字が刻まれていた。
 しかし、すぐに波が引くかのようにそれは元の布の質感と表面に戻っていく。
 それは言わばマリダの戦闘形態、ケンペイ装束にカラテが満ちた証拠であった。


以下略



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