過去ログ - ほむら「あなたのいなくなった世界で」
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15: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:53:58.73 ID:8L+nW2dO0
数日後

杏子「なあ、まどかってやつはさやかの友達なのか?」

ほむら「...?」
以下略



16: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:54:50.54 ID:8L+nW2dO0
まどかに関係する事柄が記憶から消えていく...

その症状は、日に日に悪化していった。

次は彼女の家族の名前。容姿とまどかの家族であることは憶えていたが、名前だけは思い出すことができなくなっていった。
以下略



17: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:55:34.78 ID:8L+nW2dO0
ほむら「......」

QB「やあ。僕を呼びつけるのはあの時以来だね」

ほむら「...そうね」
以下略



18: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:56:33.08 ID:8L+nW2dO0
私は、あいつにもう一度全てを話した。

まどかが改変する前の世界について、まどかが願った奇跡について。

そして...私に今起きている現象について。
以下略



19: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:58:24.88 ID:8L+nW2dO0
QB「君の話が絵空事でないという前提で話すよ」

ほむら「......」

QB「君の願いは、その"まどか"との出会いをやり直し、彼女を守る自分になること。つまり、そのまどかが死んでしまう世界での自分を否定することになる」
以下略



20: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:59:05.84 ID:8L+nW2dO0
―――――――――――――――――――――――――

ほむら「......」

魔獣「ゴアアア!」
以下略



21: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 00:59:39.13 ID:8L+nW2dO0
ホムホーム

ほむら「......」

ほむら(この世界を受け入れれば、それだけまどかの記憶が消えていく、か...)
以下略



22: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 01:00:45.26 ID:8L+nW2dO0
―――――――――――――――――
数週間後

ほむら「...話ってなに?」

以下略



23: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 01:01:46.52 ID:8L+nW2dO0
ほむら「あなた達は、何も知らないから...だから、私にあの子を忘れろなんて言えるのよ!」

ほむら「あなたたちにわかる!?守りたいものを何一つ、一時も守れなかった私の気持ちが!誰にも知られることなく独りで戦い続けているあの子の気持ちが!」

ほむら「わかるわけないわよね、だってあなた達は忘れてるんだもの。あの子の想いも、存在も、なにもかも...」
以下略



24: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 01:04:09.33 ID:8L+nW2dO0
私は、二人にキュゥべえに話したことと同じ内容を全て吐き出した。

二人は、ずっと黙って聞いていてくれた。それが、今の私にはとてもありがたかった。

ほむら「...私は、病弱で、貧弱で、何にもできない人間だった。周囲からは罵られ、両親にだって内心腫れ物のように思われてたかもしれない。気が付いた時には、とっくに独りだった。私にとっては、それが世界の全てだった。...まどかと出会うまでは」
以下略



25: ◆do4ng07cO.[saga]
2014/08/23(土) 01:05:08.55 ID:8L+nW2dO0
マミ「ありがとう、話してくれて」

ほむら「巴...さん...」

杏子「......」
以下略



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