過去ログ - 【艦これ】提督たち「ユウジョウカッコカリ?」【物語風プレゼン】
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290: ◆G4SP/HSOik[saga sage]
2014/11/18(火) 11:30:00.57 ID:VQgPk04n0

――――――
愛月「カスガダマ島の装甲空母姫の撃破と敵艦隊の殲滅を確認…………」

朗利「やった、のか……?(う、嘘だろう?! 対潜装備無しでカスガダマ島の艦隊を殲滅――――――!?)」

ドレッドノート「任務完了おめでとう」パチパチパチ・・・

愛月「司令官!」

朗利「ああ! この戦い、俺たちの勝利だ!」


「おおおおおおおお!」パチパチパチパチ・・・・・・


X:赤城’「おめでとうございます、朗利提督に愛月提督!」パチパチパチ・・・

金剛「比叡もよくがんばりマシター! Sisterとして誇らしい気持ちデース!」パチパチパチ・・・

朗利「提督! 帰還報告を受けるまでが作戦だ! 次の指令を出せ!」

愛月「あ、はい!」

愛月「全艦、状況を報告――――――後に、鎮守府に帰還せよ!」

愛月「それじゃ、金剛。鎮守府にみんなにこの勝利を知らせてきて! 追って、迎えの艦隊を出すから出撃準備もさせておいて」

金剛「わかりマシタ! Wait a minute !」


タッタッタッタッタ・・・


ドレッドノート「どうだい? 役に立っただろう、私の【ボウガン】?」

朗利「何だったんですか、【あれ】は?」


ドレッドノート「【あれ】はね、【ラムアタック】だよ」


朗利「――――――【ラムアタック】?」

ドレッドノート「わらわが生まれる以前の前弩級戦艦と呼ばれる更に旧い艦には【衝角】というものが標準装備されていてな?」

ドレッドノート「さっきみたいに体当りして、それで浸水させたり、至近弾を食らわせたりと、海上でも白兵戦をやっていたわけさね」

ドレッドノート「そうでもしなければ、大砲を当てることすら難しくてな、大昔は」

ドレッドノート「そなたも拳銃ぐらい握ったことはあろう? それで10歩離れた相手の眉間に10発全て弾を中てることはできるかい?」

朗利「…………いえ」

ドレッドノート「わらわが革新的と言われたのは、斉射によって近づくことなく高い命中率で一方的に敵を攻撃できた点にあるのだ」

ドレッドノート「しかしながら、わらわは世界初の弩級戦艦ということでまだノウハウも培われていないからなかなか理論通りにいかずな……」

ドレッドノート「理論上は遠距離からの砲撃戦で敵を沈めるのだから、接近戦をしないわけだから【衝角】は取り払ったんだけれども、」

                     グレートウォー
ドレッドノート「皮肉なことにも、第一次世界大戦で【衝角】無しでわらわはな? ドイツのU-ボートを【ラムアタック】で沈めてな」


朗利「は、はあああああ?!」

ドレッドノート「おそらく わらわぐらいだろうな。この世で潜水艦を撃破した戦艦というのは。それがちょっとした自慢さね」フフッ

ドレッドノート「つまり、あの【ボウガン】はそんなわらわの戦歴を再現した装備というわけなんだろう」メメタァ

朗利「だ、だから、潜水艦よりも大きな艦ならば一撃で倒せたというわけですか(そりゃボクシングのヘビー級とフライ級以上の差だもんな)」

ドレッドノート「ま、それ以外には、記念すべき世界初の弩級戦艦だというのに大した戦績はないのだがな……」

ドレッドノート「それと実に下らぬ与太話にわらわが付き合わされたということぐらいか? わらわの持ち話は」

ドレッドノート「特にこれと言った活躍もないまま、戦後は民間に売り払われ、そこで解体――――――」




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