過去ログ - 男「いつか君に会いたい」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/25(月) 20:42:32.23 ID:NU4W5xRz0
訂正 ランキング2位→3位

姫「貴様がランキング3位の男か?」

男「あ、はい。一応」


 なんだこの威圧感。まじで一国の姫じゃねーのか。

 見た目も黒髪を腰辺りまで伸ばし、背も高い。出るところは出てるし肌はつやつやして白い。

 そのくせ顔は欧米的な雰囲気もあって二重瞼に高めの鼻、長いまつ毛にぷるんとした唇。

 世の中に完璧な女性というものがあるのなら、今のところ俺は彼女を推すしかないようだ。


姫「命令が下った、読むのじゃ」


 そう言って、渡された紙には一文だけ。


『ランク1位姫とランク3位男は早急に子作りをするように』


 筆跡から言って女科学者なのは間違いない。間違いないのだが――。


男「……え?」

姫「そういうことじゃ。失礼するぞ」


 遠慮なく部屋へと入る姫。歩くたびに世界に良い香りを振りまいているのかこいつは。くんくん。


男「ちょ、ちょっと待てよ。そんな急に!?」

姫「急ではない」


 と、姫は真剣な表情で説明を始める。

 それは、ランキング2位のあの男の死についてからだった。





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