28:オータ ◆aTPuZgTcsQ[saga]
2014/08/25(月) 23:30:34.90 ID:HDd5UF4lO
キョガクは押さえつけられたまま、えずいている。
「俺を売り飛ばしたのはなぜだ。
なぜそんなことをする必要があった?」
「そりゃあ、旦那が怖かったからでしょうよ」
それまで黙って見ていた男が口をはさんだ。
「俺が怖い?」
「そうそう。いずれ成長したアンタに、復讐されるのが怖かったんだ」
「馬鹿馬鹿しい……!」
俺はキョガクを睨み付けた。
今までの不幸は全て、こいつのせいだと思うほど黒いものが渦巻いた。
オビトやリンのことさえも、キョガクのせいにしようとし始めていた時だった。
「誰か来たな」
気配は俺も感じ取っていた。
多分、ナルト達のものだ。
そう思った瞬間、俺は我に返った。
「ナルト……」
そしてそれが隙になった。
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