過去ログ - 黒勇者シリーズその他
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5:R ◆wztFLLKx2nS7[sage]
2014/08/27(水) 00:17:35.78 ID:kxha2u9Y0
女騎士「そういえば・・・」

作戦のために配られた山と周辺の地図が、確か懐にあったはず。
探ると、それはあった。びしょ濡れだったが、羊皮紙なので読むことは十分にできた。

ここはかなり高い山をとりまく山の一つで、尾根伝いに隣の高い山にも移動できるし、
寂れた鉱山集落もいくつかあるようだ。
蛮族がそれを知っている可能性は低いし、知っていても足を延ばす意味はほとんど無いはずだ。

女騎士「よし!」

生き残っている仲間も居ればいいが、と思う。
希望が足を少しだけ軽くした。

登るにつれて、血の匂いや人の気配が明らかに少なくなっていく。
朝もやが濃いうちに、蛮族の気配の無いところまで上らなくてはならない。


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